目標達成は簡単そうだからではなく、難しいからこそ追求しよう! 大失敗を恐れない者だけが、偉大な事を成し遂げる。

2015年4月9日木曜日

アメリカン・バイオレンス

なぜ僕はあの国に移住したい時期があったんだろうか。なぜ奴らのスラングを真似していたんだろうか。なぜ5回も足を運んで、なぜ向こうで働きたい野望まで持ったんだろうか。単なる馬鹿だったからか?能天気でも?なぜあんな国にこれだけ魅了されたことがあったかは振り返ってみればよく説明できないが、何かがあったんだろうね・・・。


この週末にはアメリカのサウスカロライナ州でまた「恒例」な事件がった。最近まるで流行っているって感じだね。白人の警察官が黒人の容疑者を微々たる理由で射殺する(本物のビデオはこちらへ)。今回の事件には、交通検問の枠内で、後ろのランプが壊れている事を促す為に警察官が車を停めて、運転手を車から降りてもらった。何とかの言い合いが始まった様で、黒人の運転手がかなり重い足でとにかく突然逃げようとした。警察官がそれを見て、ピストルをひいて、運転手を後ろから(!)8発で射殺した。8発だぞ!

8発を撃ってから警察官が運転手の所に行って、後ろから手錠まで付けた・・・、
警察官の弁明は:「容疑者は僕の電気ショッカー(スタンガン)を取りたかったから、
俺は正当防衛しただけだよ!」とのこと。そうだね、後ろから8発は正当防衛なんだ、なるほどね・・・

運転手は警察官を襲わなかったし、武器も持っていなかった。それでも8発!1、2発で足を後ろから撃てばだけでよかったのに、いやー、全身に8発無しでは、アメリカの警察官は気が済まない。ドイツだったらこんな交通検問だけで銃を引くなんて皆無のことだ。いや、アメリカの警察官は撃つのが好きだから撃ち放題。すぐに殺す代わりに怪我させるだけで容疑者を停める方法はないのかという批判もあるが、それは上部に突っぱねられる。それの方が危ないって、即時射殺の方が警察官にとって安全だそうだ。なるどね、それは納得いくんだね・・・。

映画を見て思ったことあった。店の中から人を追い出す時に、その人をただ単に外に連れて追い出せばいいのに、憎しみに富んだ顔つきで必ず本人を地面に突き落として転ばせる。わざと屈辱を与えようとするのが目的の様だ。アメリカ人は鬼なのか。それとも住民が自分の責任範囲を上手くコントロールできない人達に溢れている国だけなのか。ま、日本人によく沖縄の事件の話を聞くから、分かる!そして日本の政府は何もできない。文句を言ってもどうにもならない、最終的に・・・。

今回の事件では誰かが携帯のカメラで全部を撮った。お陰で経緯は明らか。もしこんな証拠品がなかったら、警察官にとってはもしかして何も大した措置もなかったかもしれない。でも今回はあるから、警察官は即時クビになって、殺人の疑いで訴えられることになるみたい。その判決は楽しみだけどね。つまり彼の弁護士はまたどの様なへんてこりんな小細工を掘り出すかは知りたい。警察官は無罪になるのかなぁ。

僕の癒しの言葉は?残念ながら無い!アメリカを変える力のあるものはない。少なくても当分の間はね・・・

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5 件のコメント:

  1. この様な事件が起こる度にアメリカ人は、「銃が沢山あるからいけないのだ!銃社会を変えなければ!!」と言う。日本人の自分から言わせて貰うと、銃が悪い訳ではなく引き金を簡単に引いてしまう社会構造&国民民度のせいだと思います。

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  2. 基本的に銃社会のアメリカでは、人々は「犯罪者は銃を持っているかもしれない。他人は信用できないから、自分のことは自分で(自分の銃で)守るしかない」と考えます。

    そうなると、警察の場合は暴力装置(つまり銃)を使う傾向がますます高くなる訳です。 警察官に反抗・抵抗する、あるいは逃亡する容疑者は問答無用で発砲することになるのでしょう。

    今回の問題は、警告無しに死ぬかもしれない連続発砲を体幹に向けて行ったことですが、警官は殺人ではなく業務上過失致死で裁かれることになるはずなので、量刑は軽いと思われます。

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  3. この映像はテレビでも観ました。
    アメリカで「恒例」な事件を目にする度「またか…」。
    そう慣れてしまっている自分も怖くなるのですが、今回ばかりは激しい憤りを感じました。

    当初警察官は「男性にテーザー銃を奪われ、命の危険を感じて撃った」とされていたようですが、
    逃げる男性を後ろから銃撃し、その上倒れた男性に近寄って銃のようなものを置いて偽装工作まで!!

    誰がどう見ても、少なくとも、まともな良識ある人間なら、未必の故意による殺人でしょ!?有罪でしょ!?
    そうあって欲しい。それだったら、まだ僅かな救いがあるから…。

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  4. 相変わらず、差別があるのですね。日本では、たまに有無をいわせずに日本バッシングしたい外国人が(たとえば「有道 出人」)が日本人に対して文句を言っているようだけど、それを言う彼の祖国は一体どれだけ酷いのかと問いたい。日本より酷いと思う。私の友人はよくラスベガスに行くが、レストランで注文しようとしても、ウェイトレスが無視するのだそうだ。外見が東洋人だから。英語で話しているのに。

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  5. そう、思い出した。米国はイラク戦争で、ドイツなどの反対を無視して戦争に突入した。日本は当時、小泉なるペテン師が首相をやっていて、米国に賛同した。小泉ペテン師が詭弁を弄していたのは、明らかなのに、なぜか知らないが、日本国民はペテン師を猛烈に支持していた。
    米国の恐ろしいところは、米国の戦争をやりたい奴ら(戦争をやりたいというより、利益を得たい奴ら)が、とてつもないプロパガンダをして、相手を極悪人に仕立て上げ、自分は正義だと言い張る。米国は人権だなんだと他国に押し付ける割には、自国ではとんでもないことをやっている。当時のドイツの人たちは、そういった米国の欺瞞に気づいていたのだろう。
    第二次大戦時、日本は、蒋介石と結託した米国のタカ派のプロパガンダにより、人間と思われていなかったし。でも、敗戦国は、昨日の安倍さんのように70年経っても、自国の非のみを主張することを強いられる。なんか理不尽だよな。

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