目標達成は簡単そうだからではなく、難しいからこそ追求しよう! 大失敗を恐れない者だけが、偉大な事を成し遂げる。

2015年4月12日日曜日

「コートハンガー星団」はお馴染みか?

天文学に関しての話題はここであまり人気ないのかなぁ。こないだの記事のクリック数は少なかった・・・。でもそうであっても、我々みんなは宇宙の一部だから、もう少し関心持った方がいいんじゃないかと思っている。いつか、別の記事の枠内でそれをまたテーマにするが、挙句の果て、存在、生命全体が地球であたかも偶然かの様にできた訳ではなく、アミノ酸の乗っている流星等々によって宇宙から「降って」きたと思われている。


さて、こうやって「降って」くる、つまり宇宙で漂っている物質が地球まで、長~い旅を経てからやってくる元気があるのなら、当然違う太陽系の惑星までも散らばって行ったに違いないだろう。そう思わない人がいれば、その人の言い分を聞きたいね。生命はうちの銀河系、天の川の中にも数え切れないほど沢山の惑星にできたと僕は確信している。しかし問題は、どこ、いつ、どんな形。

我々の銀河系、天の川の写真が撮れるなら、こう見えているかもしれない。
「これは写真だよ!」と言っている人は絶対信用しちゃ駄目!
天の川のこういう写真は絶対あり得ないから・・・!
地球の人類はある程度理性的に動くようになってからせいぜい2~3千年ぐらいしか経っていない。その前は?宇宙人が遊びにやってきても、恐竜又はネアンデルタール人にしか出くわさなかっただろうから、あまり相手にならなかった。地球人は逆の問題を抱えている。大気圏の遠方測量とかによって、ある太陽系のある惑星に生命ができた様に見えても、遠くて行けないのは一つ。あと何千年後着いてもまだそのあるかもしれない生命はまだあるとも限らない。か、反対に、地球の恐竜時代に相当する様な時代までしかまだ発達していないかも。でも、その続きの考慮は別の記事に任せよう・・・

M31,アンドロメダ星雲、実は天の川と同じ様な銀河系だが、は
地球が属している天の川に一番近い別の銀河系(25億光年)

天文学、宇宙の哲学的な反面からもっと簡単な所に行かせてもらおう。今日は上記のM31,アンドロメダ星雲の他にあと二つの面白い天体を紹介したい。いい天体望遠鏡を持っている方に対して、この他にも実に無数の天体を推薦できるが、今日は敢えて双眼鏡しか持っていない方宛てに、より簡単に空で見つかる天体を見せたい。一つは次の写真に出ている:M13

M13、100万個以上の星が凄い密度に集まってる
2~3万光年も離れているから、肉眼(無論+双眼鏡)で通常は薄い雲にしか見えない
ここの露出時間は多分何時間もあっただろう
薄~い雲にしか見えないから、安い双眼鏡でM13を見つけてもピンと来ないかもしれない。但し、機材の質が上がれば上がるほど、唖然とする確立は高い。10数年前に僕は南ドイツの天体ファンの集いに行った。そこで、中央山脈の山の天辺にオタクの皆さんが自分の誇りの天体望遠鏡を設置し、意見交換もやっていた。中には「自家製」の望遠鏡を持ってきた人も何人かいた。一人はスーパーオタクらしく、トラックで会場までやってきた。積載した物は、自分が専門業者に注文し、態々作ってもらった(個人にしては)巨大な望遠鏡だった。ニュートン反射式で、直径はなんと1m、長さ5mの物だった!梯子で登らせてもらった僕は上に着いたら、あまりの驚きでもう少しのところで後ろに落ちそうだった。なぜなら、上記の写真の解像度は何時間もシャッターを開けないとできないのに、あの望遠鏡のM13の画像はまるで写真の様だった・・・。信じられなかった、未だに信じられない・・・。宇宙飛行士が宇宙から地球を観る時に「神様を観た」と言う様に、僕はあの時それに近い様な感覚を持った・・・。
コリンダー399、「コートハンガー星団」と呼ばれる面白い天体
上記の写真に出ている「コートハンガー星団」は双眼鏡でも観えるから観てみてください。面白いと思ったらそれを天文学への入門(再入門?)のきっかけにすれば?僕は応援しますよ~・・・

皆さん、スポンサー(アマゾン)の下記の情報もお見逃しなく・・・

















4 件のコメント:

  1. 人気がない(?)らしい天文学コーナー、私は大好きです。
    オリオン座や北斗七星を見つけて喜んでいる程度ですが、毎晩星空を眺めています^^
    コートハンガー星団は初めて知りましたが、なんとなく北斗七星に似ていて面白いな〜と思いました。
    次回の天文学コーナーを楽しみにしています。

    返信削除
  2. 口径1mの反射式望遠鏡をトラックに積んでくるとは、相当なオタクですね。
    羨ましい。
    だけど、反射式の欠点は運ぶのが大変だってこと。光軸合わせるのも楽じゃないし気温や風の影響を受けやすいですね。

    ・・・つまり、地球の生命は、地球で誕生したんじゃなくて、地球外からやってきた生命の素から始まったってことですね。最初の生命の素はどこで誕生したのかな。

    私が一番好きな天体は、アルビレオ2重星。宝石以上の美しさ。

    返信削除
  3. 「星が死んだら人間になる」というのは本当だったんですね。
    人が死んだら、地球の一部になって…やがて宇宙へ還ってゆき…
    つまり「人が死んだら星になる」ということにもなる訳ですか?
    ロルさん 是非詳しくお聞かせください!

    神秘と謎に満ちた生命と宇宙とつながり、幾重にも折り重なった偶然と奇跡。
    その中で私たちは生かされているのですね。

    返信削除
  4. ドイツのひとのなかでも、ロルちゃんってすごく活動的なんだろうなぁ...ロルちゃんは新しい星を発見したら、どんな名前を付すでしょうかね。。
    空間と時間の広がりの究極である宇宙へのアプローチ、量子力学の進歩に期待しますね。
    生身の人間が生きたまま10光年先の星に行けるとは考えにくいけど、、UFOが地球にやってくるとしたら、、量子力学的な科学の面で、現代の我々地球人よりも優に超えている文明を持っているはず!ニュートン力学の誕生からまだ500年足らずですよ、我々は...

    返信削除