目標達成は簡単そうだからではなく、難しいからこそ追求しよう! 大失敗を恐れない者だけが、偉大な事を成し遂げる。

2012年11月13日火曜日

2012年日本旅行日記・その17

昨日新宿のビックロに行ってきてさあ、色んな面白い物を見てきてさあ、最後にちょっとけちってさあ、何も買わないで家に帰ったよ。えっ?「ビックロ」をご存じない方いらっしゃいますか?あらあらあらあら~、古いのでいらっしゃいますね。「ビックロ」というのはね、新宿東口の紀伊国屋本店の向かい側のビルにできた、「ユニクロ」と「ビックカメラ」の協力の店だよ~。上の何階かがユニクロが使って、地下1、2、3階にはビックカメラは自分なりの製品を売っている。面白い組み合わせだね・・・
でも最近できたばかりみたい。100メートルも歩かない距離にビックカメラとヨドバシカメラの元々の巨大な店があるのに、よくあんな近いところで自分の店の競合相手になるような店舗を作るんだね。マーケティング用語では、そこで「競争の人食い現象」が起きる可能性があると言うね。まあ、責任者はきっと充分に研究しただろうという風に思おう。

日本どこに行っても、ああいう店は結構うるさい。あっちこっちから色んな音楽が流れてきて、店員がメガホンすら使って更に宣伝を叫んで、場合によって自分の声でさえ聞こえなくなることがある。ビックロの店の中は「ラビ」みたいに広いけど、うるささはどっちもどっち。とにかく、あそこから出た時に、紀伊国屋のあの通りにちょうど、どう説明しようか、トラックに乗っかっている、両側から見える、7掛ける2メートルぐらいもありそうな、「AKB48」の宣伝が流れていた。うわ~、説明は難しい、彼女達の巨大な写真がついていたあのピカピカのでっかい看板がトラックに乗っかっていて、彼女達の「音楽」も同時スピーカから流れていた。でも、流れていたとも言えない。飛行機のジェットエンジンの隣に立っても、あんな音は出ないだろうと思っていた。あんな騒音はドイツで許されないと思うね。考えられない、あの音量。昔から知ってるけど、日本人は本当に音量によく耐えられる。でなければ、パチンコみたいな所にもいられないだろう。まあ、まあ、まあ、これもそれも、お好きに・・・、僕は指摘しているだけ。時々外人に言われない限り、どこが変わっているのか、変なのか、他の先進国と違うのか分かりようがないから、教えてあげるだけね、よろしければ・・・。

外国に住んでいる日本人はビックロの他にもう一つの変化にぶつかると思うね、もし今日本に来たら、飲み物の新しいタイプの自動販売機ができたのに気づく。前は、中に売っている物のサンプルは販売機の外側のガラスの後ろに見えていて、値段も書いてあった。これ以上の説明は不要だろう、結局このタイプの販売機は何十年前から知られているからね。ただ、今回来て初めて見た新しいタイプは全然違う。ネット環境の悪さのせいで写真はここで添付できないけど、新しいタイプは巨大なテレビに見えている。でっかいスクリーンがあって、売られている物がその画面に表示されている。まだ使ったことないけど、多分あの画面はタッチパネルになっているから、飲みたいもの写真を押して、お金入れてから出てくる(研究の為、後で試してみる)。ただ、今の節電の時代ではあのタイプの販売機の方がいいだろうか。結局、東北大震災の後に色んな所、例え自動販売機にも「節電の為、一部証明を消します」とかという様な台詞が書いてあっただろう?新しいタイプの売り物はず~っとあの画面に表示されているから、前のやつより電気食わないとはなんとなく思えないね。でも、専門家じゃないから、これはあくまでも僕の推定に過ぎないものである。

来てから、この他にも気が付いた物事は幾つかあるから、もうすぐ帰るのに、日本とのその他のテーマについてブログを書き続けるつもりでいるよ。「ロルちゃんはもうすぐ帰るよね、楽しい(?)ブログはそれで終わるね」と書いてくれた方に最後に言おう:僕はまだまだいるよ。あと一週間もいないけど、あと数日ね。ところで、昨日の新宿でのうるさい体験のせいで、僕はすっごく疲れていて、家に帰ったら、9時にベットに寝転がって、次の朝9までに寝ていた。こんなのは何年ぶりだろう?10年、15年、20年?分からないけど、ずっと東京にいたら、かなり力抜くから、ドイツに帰ったらまた仕事しなくちゃいけないのに、ある意味では静けさに戻るということで・・・、言いたいことが・・・、お分かり・・・?良かれ悪しかれ、どこでも両方が存在しているから、一概にここがいいと言うのは・・・難しい・・・、あくまでも。



2 件のコメント:

  1. キャラメルラテ2012年11月13日 8:41

    ロルちゃん、初めましてこんにちは。

    私も日本の騒音に耐えられない者の一人です。
    静寂な所に住みたいです。夏のセミの鳴き声もうるさいと感じます。松尾芭蕉の感覚は今の感覚とはかなりの隔たりがあるように思います。

    商店のうるささだけでなく、住宅地でも安普請な日本の建物は騒音がすごいです。外壁の薄さ、隣の部屋との境界の壁も薄いですしね。都市計画もドイツより遥かに遅れています。

    日本人と欧州人の騒音の違いについては、ウィーンに留学していた今現在は電気通信大を退官されている中島義道氏の著書に詳しく書かれています。『うるさい日本の私』、『「音漬け社会」と日本文化 』、『ウィーン愛憎』、『続・ウィーン愛憎』

    パチンコの音のすごさは論外です。田舎でトイレを借りた以外立ち寄ったことがありません。ディスカウントショップ・家電量販店のうるささは買い物する時にイライラして、判断能力を鈍らせますね。

    残り少ない日本滞在ですが、楽しんで下さいね。

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  2. タッチパネル式の自販機は見たことがあります!
    今年日本へ帰国したんだもん♪

    そういえば節電の対策についてはもうクリアになったのだろうか。
    節電の意義を間違えていないのだろうか。
    便利さの追求、経済向上の為に電力がんがん使ってる?
    もう後戻りできないようなところまで来ちゃってるんだろうか・・

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