目標達成は簡単そうだからではなく、難しいからこそ追求しよう! 大失敗を恐れない者だけが、偉大な事を成し遂げる。

2012年11月17日土曜日

2012年日本旅行日記・終

これだ!最後の晩!
さっきは今回最後のお寿司をご馳走になった。この文章はいつもの様に夜中に書いている。書いて、次の日のお昼頃に投稿する。今書いている内に、安全地帯のCDを聞きながら、最後の朝日スーパードライを飲んでいる。今から15時間後、ミュンヘン行きの飛行機に乗る。行きはフランクフルト経由、帰りはミュンヘン経由になっている、今回は。ミュンヘン経由だからA380で飛ばない。でもそれは今、どうせどうでもいいさ。 
隣の芝生は青い。ドイツにいたら、日本にいたい。日本にいたら、ドイツにいたい・・・っか?どっちの気持ちは強いだろうか。もしかして永遠に決められない。将来、成り行きに任せよう。今までみたいに。大学からストレートに大手企業に就職して、年功序列で徐々にキャリアーを積んで、出世するという典型的なパターンは僕の人生の今までの経緯とは全然異なるから、これからもどうにか行く。数年前に、実はもう10年以上前なんだけど、同じ部署の一人は僕の前にこの様な事を言っていた:「人間誰もがいつも自分の目的を知って、それを一所懸命追求しなくてはならない」、とのこと。僕はそれを聞いて、一瞬考えて、「え~、そう?僕は違うね。ある目的を追求するんじゃなくて、何をしたくないか又はできないかを意識した上で、それとは別の事に対していつもオープンでいたい」と答えた。あの同僚はそれを聞いて、一度も言われたことのない事を言われた様な顔をして、あと何も言わなかった。これを読んでいる20~30年代の人達よ、いれば、これを忘れないで:何歳になっても、将来があるよ!20代の立場から見れば、40~50代の人はもう直ぐ終わりの様に見える。それは自分の経験でも言えるよ。ただ、そんな事はないよ!勿論、今からスポーツ選手にも、世界のトップピアニストにも、例えうちの会社の社長にもなれないよ、もう、それは認めよう。ところが、ああいう表面的な目標以外の世界もあると思ってください。ここで、キリスト教の中でのプロテスタント派の創立者と見なされているドイツの1516世紀のマルティン・ルター氏の名言を借りよう:「明日死ぬと分かっていても、今日中にでもまだリンゴの木を植えよう」。この立派な考え方を自分の物にしたい、こういう風に生きたい、なるべく、何があっても・・・。でも、哲学的な文章はこれでお仕舞いにしよう。

最初の段落に戻ると、この文章を書くのが金曜日の夜で、投稿するのが成田空港に到着してから、土曜日のお昼頃、飛行機に乗る前に。幸い、成田空港に無線LANがあって、パスワード無しで入れる。何回か書いた様に、いる間はよくスタバに行って、そこからブログを投稿して、メールもチェックしていたが、それは時たまちょっと複雑だった。来る時に空港でSIMカードを古いiPhoneに入れてもらったことによって、日本にいる間に電話するのが可能だった。でも、その古いiPhoneではインターネットに入れなかった、ネットを使えるように一日1000円払いたくなかったから。そして、スタバでネットを使う前に登録しなくてはならない。周りにネットに入るチャンスのない人がいたらまずアウトだね。結局、その登録はネットの使える、別の所からやらなくてはならないからね。でも登録しても、時々途中で止まったり、途切れたりしていて、どうして動かないかのことで何回かいらいらした覚えがある。パソコンで何かが上手くいかなくなったら、車運転と似たりしていて、人間が変わっちゃうね。通常穏やかで見なされたい自分が運転中に突然「速く行けよ、この野郎!」と言ったら、周りは驚くよね(笑)。でもパソコンを使う時にもこういう羽目になるよね、相手は人間じゃないけど。マウスのボタンをいくら強く押しても、あいつは自分の思う通りに動いていなかったら、頭にくるしかないよね。「こらー」の世界だ。

今回行った所を並べてみよう:要町、荻窪、新宿、池袋、渋谷、目黒、五反田、大崎、品川、秋葉原、銀座、上野、半蔵門、秩父市、柏市、その他、かな。本当は、ドイツで溜まった疲れの解消にも来たと思っていたけど、今ドイツに帰ったら、仕事しながら、日本旅行からの疲れもどうにかなくしなくちゃ(笑)。まあ、年末は1週間しっかり休もう!

今から12時間後ぐらいにはまたドイツにいる。生まれた地。故郷、母国語の所。

そうっか。こういう所があったんだ~・・・・・。

2012年日本旅行日記・・・・・・・・・・・・終。

8 件のコメント:

  1. ロルちゃん、おはよう! もうミュンヘンに着いたかな??
     
    いや~~良い話するね~~ロルちゃん(笑)
    ロルちゃんの同僚の生き方も立派だけど、ロルちゃんの生き方は、とにかくかっこいいよ。山登りで言うとさ、同僚の方の生き方っていうのは、つまり、頂上を見ながらそれを目指して黙々とがんばるってかんじだよね。それに対して、ロルちゃんの生き方は、まわりの風景を見ながら、「次は何が見えるかな~」ってわくわくしながら、一歩一歩あるいていく感じだよね。俺は、ロルちゃんみたいな生き方を支持するな~。

    「もうぉ~~~なみぃ~だ、ふぅ~いてぇ~~~あるいてぇ~いこぉ~~~~♪」

    このままずっとずっとね!(笑)

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  2. 日本の通信環境は酷いことで有名ですからね。

    苛苛するのも分かります。海外からの渡航者には一層不便でしょう。

    そっち(通信)関係の従事者として快適な環境を提供できるようにしますね。

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  3. お疲れ様でした。
    記事を毎日楽しみにしていました。
    これからも期待しています。

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  4. 長い旅、お疲れ様でした。
    ドイツでゆっくりして、日本での旅行の疲れが取れるといいですね。

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  5. 同僚の方が言った、「人間誰もがいつも自分の目的を知って、
    それを一所懸命追求しなくてはならない」・・は質実剛健と言わ
    れ、職人制度が今でもあるドイツ人がいかにも言いそうなセリフ
    だなあ。その意見に同意しなかったロルちゃんはやわらかい
    ドイツ人って言いたいわけじゃないけど。(笑)

    マルティン・ルターの名言、そういう生き方をしたいと
    私も本当に思います。

    ところで、月曜日にはもう会社へ行くのですか??旅行の疲れ
    &さむーいドイツで風邪をひかないよう、ご自愛くださいね・・・

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  6. 割と前からロルチャンのYoutubeを拝見している者です。
    ここ半年くらい忙しく、拝見できずにいたのですが、ロルちゃんが良くも悪くも日本人らしくなってきている気がします。日本人の気持ちや発想を理解して下さり嬉しいと思う反面、冷徹な第三者の目で、日本を批判してほしいとも思っております。
    ドイツも日本もこれから寒くなってくると思いますが、風邪などひかないようお気をつけてください。

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  7. ロルちゃん、日本に来てくれてありがとうね。せまいそば屋の話とか、面白かったね。俺も日本人だけど、あんなとこで働くのは嫌だね。

     ま、6畳一間とか、細かいことが好きな日本人には向いているのかもしれないけどね。

     ちょっと思ったのは、日本もドイツみたく、長期休暇を入れないと駄目だね。

     例えば、サラリーマンが家買うため、子供の為に頑張るとどうなるか、それは資源の無駄遣いだ。

     戦前は農業人口が80%程度必要だったが、今は機械化で3%程度で済む。

     オランダなどは更にワークシェアリングもやってるらしいね。

     日本も国民休暇法等を制定して、1ヶ月程度仕事をさせないほうがいいね。

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  8. 「明日死ぬと分かっていても、今日中にでもまだリンゴの木を植えよう」

    処刑される直前の石田光成ですな。

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