目標達成は簡単そうだからではなく、難しいからこそ追求しよう! 大失敗を恐れない者だけが、偉大な事を成し遂げる。

2015年10月22日木曜日

バック・トゥ・ザ 絶滅

30年前に「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が初めて上映された時から僕は大ファンだった。あの映画とその2と3の方も物理学や哲学的な反面の他に、言うまでもなく楽しさにも溢れていたので、大傑作だったと思う。1の方の最後にドック博士がマーティー君をタイムマシーンに載せて、未来へ戻ろうとした。日本でもここ数日それが報道されたが、あの時、タイムマシーン「デローレアン」の目的日時の表示は「2015年10月21日」となっていた・・・昨日!


実は、楽しくこの事柄に関してここで色々と書けたらいいのになぁと思う。30年前にみんなが30年後の世界をどう想像していたのか、何が実現か、ほぼ実現したかとか、何が未だに不可能なのか、それを照らしてみればさぞ面白いんじゃないかと思った。だが、そういう気にはならない。なぜだろう、なぜかしら。絶望寸前だから・・・。

戦後最大の危機に向かっているドイツはその原因。悪夢の様だ。絶えずに、今寒くなってきても、毎日の様に1万人以上のいわゆる難民がドイツに流入してくる。ハンガリーは自分の国境沿いに垣根を作ったから今は彼らはクロアチア、スロベニアやオーストリアを通って入ってくるんだけど、その関連で起きる事はもう言葉で表せないぐらい最悪。


ところで、ドイツ語に興味を持っていると同時に僕の活動を応援しようと思っている方がいらっしゃれば、つい最近投稿したこのビデオhttps://youtu.be/0gDh5kxKVTY)をご覧下さい。


うちの町、メアブッシュゥ市は七つの村(村と言いたい)で出来ている。人口は計5万人強で、うちの村には約12000人ぐらいが住んでいる。そして、メアブッシュゥ市には二つの高等学校がある。隣の村(シュトリンプ)には一つがあり、1000人ぐらいの高校生が通っている。敷地はかなり大きいから、二つのでっかい体育館もある。

一昨日の火曜日の夜にはメアブッシュゥ市の市長やその関連役人が市民をその高校のホールに説明会に招待をした。テーマは、体育館のこれからの使用。これからの使用って?無論、この事。二つのその巨大な体育館は今週から400人分の難民の緊急受付になるということだ。その学校は閑静な住宅街に位置づけられており、10~19歳の学生達が通っている高校のすぐ隣にある。ただ、緊急受付センターだけになるから、ずっとそこにいるんじゃなくて、4週間毎入れ替えられることになっているらしい。つまり暫定措置だけだ。でもその4週間が経ってからまた違う400人が来る。誰もが推定できないが、この状態は1年以上もかかると予想される。

隣の村の高校のホールで集まった、うちの町の住民達。
市長のせいじゃないから、みんなが大人しかったが、
怒りを辛うじて抑えているという心境は肌で感じた

1年以上学生達は体育の授業をろくに受けられない。その間4週間毎、訳の分からない国から数百人の人が入れ替わる事になり、途中何が起きるかが分からない。市民がとにかく怖がっている。女の人は夜遅く街を歩いている時に、ワイワイ騒ぎながら50人のアフリカ人が向かい合ってきたら、誰だって怖がるに決まっている。それも人種差別?民衆扇動罪?まさか!これは単なる人間的な反応だ。

「左の党」や「緑の党」はこう言う。「怖かったら、市民が難民の所に行って、話を掛けて、コーヒーにでも招待すればいいんじゃない。そしたら、向こうはみんないい人達だと理解し、安心出来るんじゃない」。でも、それは自国を嫌っている、頭がおかしいあいつらの錯覚に過ぎない。70%以上の市民は難民が最初から来て欲しくないから、別に知り合いたくもない。

各市町村の自治体、赤十字とその他のNGOは今全国的な規模で最善を尽くしている。難民の為だけ。そのせいで、一般的に進めるべき政策は保留されている。全ての力を今難民の大危機に注いでいるだけ。原住民との通常のやり取りには役所は今手が回らない。

原住民は他の事でも怒っている。あらゆるインフラ施設、道路、病院、学校、鉄道、体育館、プール、公共観光施設等々等々の多くはかなり衰えている。市民が手入れ又は工事とかを要求したら、もう何十年前から「お金がない」という様な理由でずっと役所に却下されるのにもう慣れている。当然だ。結局、国民経済学の原則を少しでも把握している人が分かっている。「お金はいつも不足している」。それはお金の何よりも根本的な性質だ。

だが、今ドイツに入ってくる侵略者の為に突然国が大金を費やして、1年間だけでそれは2兆円ぐらいにも至りそう。ドイツの国家予算が去年や今年黒字になっていたのでこれからは税金の緩和が可能かなあと願っていた人もいたが、全てが台無しになる。

シリアからのみだったらまだしも、でもなんでパキスタン、マリ、ナイジェリア等々の人までここに来る訳?みんなメルケルの発言のせいに決まっている。彼女は事実上みんなが来るのを誘導した。彼女は「あたしにはそんな力があると思うかい???」と我々にインタビューで聞き返しているが、我々は知ってる。「あんたでなければ、誰が呼んだと思う?我々じゃないぞ」とみんがが確信している。

その間、とんでもない事があっちこっち起きる。
難民がスロベニアとクロアチアの間にある川に入ってでも渡ってくる
難民の意見では、スロベニアの政府が十分に速く自分をオーストリアやドイツに通してくれないから、
スロベニアの緊急受付難民キャンプに昨日、難民が27個のテントを燃やし、
キャンプにいる人達もヘルパー達も大危険にさらした

オーストリアのの道中にいる各関係者達は難民達にご親切にドイツまでの道を教えてくれる・・・

ドイツのある町、ある家の前に立っている看板。
「いいえ、メルケルさん。我々{住民}は{難民問題}を処理できません!
{こちらには}、1300人の住民に650人の政治亡命者もいる・・・」

体育館で時間を過ごしている難民。
どうやって150~200万人の人に住居や職場をやるか・・・
先ずは280万人のドイツの失業者を手伝って欲しい


それでは、今日はここまで・・・





8 件のコメント:

  1. 日本でこのあいだ話題になったツイートです。

    SEALDs(←学生が組織した左の過激派)抗議に行ったら、福岡の大学生がスピーチ中。
    「もし本当に中国や韓国が攻めてくるというのなら、僕が九州の玄関口で、とことん話して、酒を飲んで、遊んで、食い止めます。それが本当の抑止力でしょう?」真理だ。

    世界中どこにでもいるんですね。

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    1. まるっきり同じで笑ってしまった
      世界をまたにかける悪の秘密結社でもあるのでしょうか・・・

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    2. ロスチャイルド家、ブレジンスキーさんなどの自称・神人の皆さん!

      地球上のゴミを消してください。
      まだ自民党や安部を支持できるなんて凄いね。どこまで奴隷精神が強いの???
      こいつら日中戦争で死んで貰わなければ。


      ユダヤ特権階級の皆さん、日本人の90%は奴隷服従精神の強い人種です。
      黄色人種全体そうですが。。。

      頭の良いドイツ人、ヨーロッパ人はこれから、ロシアに逃げます。
      ブレジンスキーやロスチャイルドは、これから10年かけてヨーロッパ全体を崩壊させます。

      アメリカは論外、手遅れ。

      日本の猿はユダヤに原爆を落とされた事を知らない。
      落とされた事さえも忘れてる。

      これから起こる日中戦争もアメリカのユダヤ武器商人が仕掛ける物だよ。
      これを機会に日本と中国は戦わされ、両方、完全な奴隷にされる。
      安部は完全に操り人形。

      ユダヤと言う言葉使いたくないんだよね。。。。。
      一般の人達は本当に関係ないから!

      でも残念ながら猿にはこの単語しか通じない。

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    3. 韓国はすでに竹島を侵略しているが、左翼お花畑は、「韓国人ととことん話して、酒を飲んで遊べば竹島が返還される」というのかな?「やってみろや」って感じですね。

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  2. メルケルはドイツでなくスラブ系の家系のようだが、旧ソの工作員の残党かなんかでしょうか。
    ロシアのシリア空爆にあわせて、事前に難民を受け入れるように手筈を整えたと思えないこともない。
    小さい頃からロシア語が得意で、部屋にはエカティリーナ2世の肖像画が掲げられているそうですね。

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  3. う~ん 興味深いですな 続編希望します。小説では書けないようなことが起きてますな。難民、移民がおこした事件なんかも教えていただけるともっとわかりやすいです。

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  4. 散々な事態ですが、メルケル首相「だけ」のせいにするのはいささか気の毒な気もします。
    もっとも罪が重いのはドイツ及び欧州のマスコミとそれに踊らされたドイツのB層な人々・・
    ではないでしょうか?
    ちなみにB層とは政治、社会情勢の知識に疎くその場の感情、雰囲気に流されやすい人々
    を指す日本の広告業界の隠語です。

    例えば今年7月、TVの討論番組で明確な滞在延長が許されずパレスチナ難民少女が泣き出す事件があって、そのB層ドイツ人の涙を誘ったのですが、その時は、メルケル首相は難民は合理的に処理すると明言したのでした。しかしB層を中心とするドイツ国民には冷淡だとさえ受け止められてしまったようで、メルケル首相は冷血漢のごとく非難されてしまいましたよね。

    http://www.afpbb.com/articles/-/3054874

    メルケル首相といえども所詮、民主主義国の政治家ですから世論を無視しては動けない
    わけで、彼女の大盤ぶるまい発言の背景にはこうしたドイツマスコミの報道姿勢や世論も
    あるのではないでしょうか?

    あと、17世紀、30年戦争で荒廃したプロイセンはフリードリヒ・ヴィルヘルムの決断により
    大量の移民受け入れ(主にユグノー)を行い、人口、国力を回復、充実させた歴史も頭に
    あったのかもしれません。
    ただ、フリードリヒ王の時代の移民は同じキリスト教徒がほとんどでしたが、今回は宗教は
    もちろん文化、風習ともに非移民のドイツ人とはあまりにかけ離れすぎた人々ですからねぇ・・。

    でもまあ、難民・移民に見向きもされない国であるよりはいいじゃないですか・・・世の中には
    移民を呼びたくたって素通りされる国も多いんですから・・って慰めになっていないですか?
    すみません・・。

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  5. お、同じく30年戦争考えてる方いた・・・(ちょっと、観方違いますが)
    30年で人口1/3、推定600万人ぐらいになってから出入りや戦争あって今の人口ですからね~(純?ドイツ人だと6000万ぐらいですかね?ドイツ系ってことになるとアメリカ筆頭に各地にいっぱい居ますが)
    第二次大戦後も同様の政策で、トルコ人と朝鮮人を「労働者」として受け入れて帰らず(朝鮮は結構帰った「帰した?」のかな?アメリカほど居ないですもんね)
    300年後ぐらいの事、思い描けば楽になるかもしれません…(600万が400年で10倍に!)

    難民問題も興味深いのですが、VWの件も地元ではどう考えてるのか?情報いただけると
    嬉しいです(在独逸30年~の日本人が感じるのと生粋の方では感じ方違うと思うので…)
    在独何年~ってのは一番怪しい表現なのでw(日本の変化見てない人達…)

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