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2015年10月10日土曜日

沈没寸前? 民衆扇動罪 + 恐ろしい緊急速報(追伸で)

先日したばかりの約束は今日の記事で早速破らなくてはいけない。なぜかと言うと、このネタに関して実は長年の怒りが積もっており、本を書けそうなぐらいいっぱい吐き出せそうになっているから。テーマは、ドイツには実際劣れている言論の自由の話・・・

詳細を言う前に早速纏めを述べるつもりではないが、戦後のドイツの歴史には欠かせない単語がある。それは「民衆扇動罪」である。ヒトラーはこれをむやみに使って群衆が戦争すら歓迎するまで屈指した。その故に、この概念を使って今のドイツでは言論の自由が大幅に抑えられている。

アメリカではナチスの旗を振っても、新ナチス党を設立しようとしても、ある宗教の本を別の宗教の神父が燃やしてもトイレに流しても、それは刑事訴追の対象にはならない。有色人種の奴隷制度の復帰を目指している「クー・クラックス・クラン」(KKK)すら禁じられていない。日本にも、フランスにも、イギリスにも十分に強硬な姿勢を示している団体がいるのに、彼らの発言は法的に抑制されることはない。

しかしドイツは違う。というか、ドイツにいるドイツ人だけにはこういった言論の自由がない。クルド人、シリア人、パレスティナ人、ありとあらゆる国籍の人はドイツの町でデモを行進し、自分のどんな意見でも世界に公表できる。但し、この権利はドイツ人の場合限られている。

次の話は国の正式な政策とは関係ない事。ドイツでは、左派のデモはいくらでも許されているが、右派がデモをやろうとする時に、左派の連中の強烈な反抗に巡り合う。つい先週デュッセルドルフ市で行われた「ヨーロッパのイスラム化反対」デモには、左派に襲われないかとビビっているから数百人しか参加しなかったが、彼らの行進を妨げようとしていた反対派は数千人までも及んでいた。昔、90年代には僕は当時のコール首相の選挙戦中の演説を見にに行った時にも、あいつらはいた。少しでも、一ミリでも中より右の人が発言をしようと思ったら、左派の反対派は早速舞台に乗って、その発言自体を阻害する。阻害の手段はホイッスル、太鼓、巨大スピーカーからの音楽、その他。結果としてはその中間より右の演説者は拡声器かマイクにかなり叫ばなければならなくなる。言うまでもなく、挙句の果て自分の国を守ろうと思っている中間より右の人達のスピーチやデモ等々はいつもいつも数百人または数千人の警察によって保護されなくていけない。それはドイツのデモの現状。誰に襲われるか分からないから怖い。まったく、20世紀の2030年代に益々似てくる。当時は共産党の支持者とナチスの支持者の対立だった。歴史が蘇るものではないと言われるが、僕には少しその心配がある。


ドイツ生まれのトルコ系の男の55%ぐらいは中卒すら無しで学校から去る。ドイツで犯される犯罪の大半は外国籍の人が絡んでいるし、刑務所の囚人の中にも当然こういう背景の人が過半数を占めている。それとその他の事実を掘り出すのはドイツでかなり難しい。タブーになっているからだ。どこかの暗黙の了解か、いつか内務大臣会議でこう決まったかが分からないが、犯罪の統計が発表される時に、何%が外人か外国の背景のある人によって犯されたかが絶対公表されない。知る為に粘り強い調査が必要。それは他の人も知りたがるから最終的にこれ以上隠せないが、だからといって最初から大きく報道されることはない。ところで、アメリカでは犯人が捜査される時に、「コーケジアン」(白人系)、「アフリカンアメリカン」(黒人系)等々は当然の様に手配の一部として流れるが、ドイツではこれすらタブーになっている。

どれだけドイツではその民衆扇動罪が魔女狩りみたいに追及されているかが最近ドイツの法務大臣の仕草でもっともよく理解できる。社会民主党の左派に位置づけられている彼はフェースブックに、ドイツ人によるヘイトスピーチを消すように働きかけている。勿論フェースブック社にはメンバーのポースティングがヘイトスピーチの範囲に入るかどうかを一々チェックする人手はないが、法務大臣は諦めない。今度はツイッターにもユーチューブにもこう命じようと思っているらしい。でも僕は思う。ヘイトスピーチの対象になるのがどうやって決めればいい訳?誰がどういう基準で決める?結局、例えば誰かが「外人が嫌い」と自分のページに書いたら、それをチェックする人の思想によってこれが差別になるか否かという判断が問われるよね(外人を嫌う権利もないの、ドイツには?)。全く不可能な事柄なのではないかと思う。

因みに、ドイツの左派各種のネット上のどんなヘイトスピーチでもああいう風に一切、一切制限されない!!それはそれだけでも大スキャンダルでなければ何がスキャンダルなんだろうか。でもそれはドイツの言論の自由の現状。中世では、当時怪しいと思われていた行動で女性が「魔女」と呼ばれたり見なされたりし、裁判で死刑判決を受けてからとても残虐に殺された。死刑はドイツになくなったが、左派の憎しみに溢れている態度を見たら、正に中世のあれが連想できる。
ドイツ人の口から「不適切」な発言出ない為の口輪

これを見ると、よく叩かれる日本の社会現状(日本人は黙り過ぎて、自分の意見を控えすぎる)とかはそこまで特にドイツに文句を言われることはないよね。僕の無知かもしれないけど、日本にはドイツみたいな民衆扇動罪があるとも聞いたことがない。ポリティカルコレクトネス、コンプライナス等々は最近日本でも前より良く適用されている様だが、だからといってドイツ程まで法的に自由な言論が問題にならないという感じがする。僕の勘違い?

とにもかくにも、今現在、難民とも呼ばれる侵略者の大流入で苦しんでいるドイツの民衆がその流入、その故郷の奪い取り、文化の乗っ取り行動に対しての意見をこれ以上抑えられたら、遅くとも来年早々までに大暴動が起きる。いくら平和ボケになっても、それは必至だと、僕は確信している。

緊急追伸:
投稿のボタンを押す前に、ちょっとした追伸を付け加えよう。
昨日、2015年10月9日の夕方にはフランクフルトの周辺にある「マイン・タウヌス」郡では第二次世界大戦以来初めて(!!!)非常事態宣言が下された。あの郡のあらゆる施設は既に難民に溢れているのに、今週末だけでまた1000人ぐらい到着しそう。でもこれはこれで終わりな訳ではない。来週も来月もまたちゃんと続くよ・・・。ドイツから遠く日本にいる皆さんに引き続き報告しよう、沈没まで、宜しければ・・・



14 件のコメント:

  1. ドイツも日本も言論の自由がありそうでないのは同じだよ。
    日本だって天皇が好きなんて言えば極右と言われたり国歌(君が代)を歌えない歌わせない
    学校はあるしアメリカ人やイギリス人の悪口は言えるのに韓国人(朝鮮人)の悪口を言うとネトウヨとかヘイトとか言われるしね。
    ちなみに日本も外国人の犯罪である特定の国の人だけ名前や顔や国籍が出ないという素晴らしい(もちろん皮肉)配慮があるよ。
    ナチスだったらドイツに難民の受け入れなんてしなかったろうしイスラム化などなかったろうし
    戦前の日本だってこんな馬鹿みたいに日本人が外国籍の人に殺されてるのに手を打たない
    なんてことはなかったろう。
    ドイツが沈没する・・・なら日本も同じ・・・いやいや考えたくもない。

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    1. ヨーロッパの現状を知らないお猿さん出現。

      ドイツに比べたら日本なんて自由過ぎる。
      「韓国人、中国人ぶっ殺せ!」と言っても逮捕されない無法の国、日本。

      日本ではユダヤであろうが朝鮮人であろうが何を批判しても逮捕はされない。
      私もユダヤ・マフィアと朝鮮人暴力団の批判はしてるけど、何も関係ない一般のユダヤ人や韓国人の批判はしない。別に自分は左翼でも何でもないからな。

      白痴のネトウヨは「支那人、朝鮮人ぶっ殺せ」みたいな事を平気で言ってる。
      だからネトウヨとか呼ばれるんだよ。

      また外人からみたらネトウヨは気が荒い警戒心の強い猿にしか見えないから。

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    2. ロルちゃんのことを「アジアの現状を知らないお猿さん出現」とレッテル貼りする人がいたとしたら、ロルちゃんはどう思うだろうか?
      こんな不快な言動をする輩を、何でロルちゃんが許しているか、不思議だ。

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  2. 猿という言葉の問題性に気づかない大馬鹿がまた頓珍漢な書き込みをしていますねw

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  3. いやいや、反論できない異論を削除しているロルちゃんもやっていることは言論の自由を踏みにじっているんだけど。

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  4. 「韓国人、中国人ぶっ殺せ!」?町中でそんなの聞いた事ありませんよ。
    ネットの見すぎじゃないの?

    こういう書き込みは、誤解を生むのでやめてほしいです。
    むしろ、日本人は中国人や韓国人に寛大なおもてなしをしているくらいなのにね。
    でも、歴史問題とか習慣の違いで衝突してる。
    大人しい人は、仕方なく小さくなっている。それが現実なんだよ。

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  5. 在特会とか中学生でも「南京大虐殺を鶴橋でも実行しますよ」とか言ってたけど、ドイツやカナダでは、あんなの牢屋にぶち込まれる。
    日本は遅れてるんだよな。

    でもドイツとカナダがまともとは言ってない。
    白人が有色人種を襲えばシオニスト・ユダヤ人が支配する大手マスコミは大騒ぎするくせに、有色人種が白人を襲っても犯人の顔写真は公開されない。

    実はイスラム教徒や黒人をヨーロッパに流入させているのはロスチャイルド家というユダヤ人銀行家なのです。
    彼らはTVや映画で白人とニグロイドの恋愛や混血を宣伝するくせに、イスラエルでは堂々と黒人を隔離し差別している。

    この2重人格者をヨーロッパから追い出さないとヨーロッパの遺伝と文化が抹消されます。

    ユダヤ人といっても「Savatean Jew」、「Zionist」とか呼ばれている一部のユダヤ人の事を指しています。一般のユダヤ人は関係ないどころか難民としてやってきたイスラム教徒の標的にされたり逆に難民問題で被害を被っています。

    ウォーバーグなどの特権階級のユダヤ人はナチスを裏で支援して仲間を見殺しにしました。そういう連中です。

    日本人も朝鮮人の利権が許せないならアメリカ国務省や統一教会、自民党本部、電通、山口組や稲川会などのヤクザ組織に抗議しないと意味ないよ。
    日本の政界や経済を動かしている朝鮮人は鶴橋などのコリアンタウン(貧乏街)なんかに住んでないから。

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  6. 権力者は、うまい事を言って都合の悪い事にフタをする天才なんでしょう。
    これは、全世界に共通する事だと思います。

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  7. ロルちゃんも懸念していたことではありますが、あまりに無理やりに本音が抑制されすぎて
    怒りが内向して、ある日突然、とてつもなく過激な方向にいかないかなぁ?という懸念が。

    頼むから、その際は日本人はターゲットから外して下さい。ドイツ人ってロルちゃんみたいな
    例外を除けば、アジアの細かい関係なんてまるでわかってないようだから、全部一緒くたに
    「ドイツにタカリにきたアジア野郎」ってことになりそうで怖いんですよね。
    こんな怖いオバさんに睨まれたら僕はオシッコ漏らしそうです・・・。

    http://livedoor.4.blogimg.jp/hoshusokho/imgs/1/4/148cffb6.jpg

    「老人ホームは造らないのに、こんな寄生虫みたいな奴らの施設は造るのね」

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    1. 1年ほど前ですが、ドイツで日本人男性が殴られた事件があったようです。
      残念ながら、その記事は見つからないのですが、
      そのドイツ人は「中国人か日本人か韓国人か知らないが、外国人は嫌いだ!」と叫びながら殴り、周りは誰も止めてくれなかった、といったことが書かれてありました。
      その当時は、ひどいことをするドイツ人がいるものだ、と思いましたが、
      今考えると、ドイツ人の中に相当怒りを抱えているものがあるように思えてなりません。
      また誰も止めてくれなかったというのも、誰もが密かに、抑圧された、静かな怒りを抱いているような気がしてとても恐ろしいです。
      色んな意味で、ドイツはもう安全に観光できる国ではなくなってきているのかも知れませんね・・・

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  8. ところでドイツには日本の2ちゃんねるのような匿名巨大掲示板ってないんですかね?
    これではまるで本音が言えない。
    この民衆扇動罪は2ちゃんねる出身のこの方も取り上げて、より詳しい解説が書かれて
    いますね。

    http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12084018309.html

    そりゃ、民族差別的な言動はよろしくないですが、そうやって無理して押さえ込んでも
    解決にはならない気もしますけれども。

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    1. 同じことを考えていました。
      素性が分からないように書きこめる場所は
      探せばどこにでもありそうな気がしますけどね・・?
      英語で書き込まれてもいいんじゃないでしょうかね???

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  9. マスコミにも民衆扇動罪を適用したほうがよさそうだと思ってしまった・・・
    EUのニュースも難民が溺れてかわいそう、みたいな論調ばかりに見えましたが、
    それもかなり問題じゃないのかなあ
    ドイツ人同士で大いに語り合う場があればいいのですが・・・
    人口侵略反対派は国を超えて手を組むべきだと思います

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  10. 左派のやってることは共産主義者や独裁者のやってることと一緒。

    共産党はなくなっても、共産主義はまだなくなってないってことでしょう。

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