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2016年3月13日日曜日

D-Day、運命の分かれ道

   直接比べたら駄目かもしれないが、今日はドイツで72年振りのD-Dayになる可能性がある。「D-Day」というのは元々何かというと、1944年6月6日には連合軍がイギリスからイギリス海峡を通ってフランスに上陸した日を言っている。この攻略によってその僅か10か月後のドイツの敗北が事実上決まった。今はドイツが犯した戦争ではないが・・・

   ドイツの気が狂ったメルケル首相が半年以上に渡って欧州各国へ掛けた大迷惑は近い内ようやく終わるかも。換言すると、あいつのせいでここ1年で起きた難民の大流入には今日、もしかして徹底的に終止符が打たれることになり得る。

   まず第一に、メルケルの気違い的な政策に対して、ここ数週間でバルカン半島の国々は抜本的な措置を講じた。マケドニアがギリシャとの国境を閉鎖し、セルビアはマケドニアへ、クロアチアはセルビアへ、スロベニアはクロアチアへ、オーストリアはスロベニアへの国境も閉鎖した。つまり、いわゆる「バルカンルート」はこれで殆ど使えなくなった。結果的に、ドイツのバイエルン州とオーストリアとの国境には昨日92人しか入国を申請しなくなった(去年後半は一日当たり一万人以上だった)。その上に、EUが今週トルコと交渉をしたが、その効果はまだまだ不透明。

   第二に、ドイツ16州の内、今日は3州で州議会の選挙が行われる。その選挙ではここ3年前に出来たばかりの、非民衆的な報道陣や政治界に不正に「右翼」として中傷されてきている「AfD」という新政党が、圧勝するまではいかなくても、二桁の投票を得ると予想される。AfDだけが国民のいわゆる「黙っている過半数」が考えている意志を表示していると思われれている。
AfD、党首のペトリー氏

   そのAfDの党首、女性だが(上の写真を参照)、ある新聞紙のこの間の謀略的なインタビューで、ジャーナリストの(ああでもない、こうでもない)しつこくて図太く何回も繰り返された質問に対して最終的に「はい」と答えた。ジャーナリストの質問の内容はこうだった。「難民らしい人が国境に現れる時に、こういう人は国境警備隊とかに強く{入るな}とはっきり言われるのに対して引っ込める反応を示さない場合、どうする?その人の入国を防ぐ為に、銃を使って、打つ?」。彼女は何回か色々と正当化や説明しようとしてみたが、ジャーナリストが結局最後に彼女の口から漏れた台詞しか聞きたくなかった。彼女はうっかり「はい、苦肉の策ならね」と答えてしまった。このニュースで全国的な波紋が広がった。「AfDが難民を打ちたがっている」、「やっぱり、最悪のナチ的な右翼組織に過ぎないね」との報道は大半だった。

   但し、考量する為に心だけでなく、頭脳も使う人は考えて、勇気のある人はそれを口にすらしたりした。つまり、国境警備隊は何の為に国境にいる(ここ数年でシェンゲン条約でいなくなったが・・・)?国境で不正入国を防ぐ為だろう?不正入国を防ぐ為に、銃を常に持参しているだろう?その銃は飾りな訳?あっ、飾りではないんだ?なるほど、では、いつ使えばいい?誰もが使いたくないが、何千人単位とか何万人単位の、呼んでもいない群衆が「止まれ」と言われているのに止まらなかったら、どうすればいい?軍が武器を持って、国を侵略する。難民が武器を持たないが、侵略振りは事実上同じ・・・。
AfD党の党首と僕(笑)、近くに行われた演説が終わった後

   国連の推定では、現在6千万人ぐらいはアフリカや中近東で難民の様に放浪している。その数分の一でも近い内にドイツにもやってきたらドイツは滅びる!ドイツの崩壊を最終的に防ぐ為にその苦肉の策を使わなければ、自分自身の命は危うくなるんじゃないの、とドイツの左翼や善人の皆様に言っても、彼らは「でも、ドイツは戦争の責任が重いから、我々は世界の難民をどうしても助けるべき」と答える・・・。典型的左翼。感情ばかりで、過去を気にし過ぎており、理論だけで動いて、自分のへんてこりんな倫理は将来にどれだけ悪影響を与えるかが彼らの興味範囲には入らない。あと、そこで費やされるお金は自分のお金ではないのでいい。典型的左翼、やっぱり・・・。

   2016年3月13日、ドイツ時間午後6時ちょっと過ぎ、日本時間で翌日の午前2時ちょっと過ぎには3州の選挙結果が発表される。連邦政府なんだけど、メルケルのキリスト教民主同盟(CDU)や社会民主党のSPDがその選挙であまりにも辛い思いを見過ぎると同時に、尚且つAfDがそれぞれ2桁の投票を得たら、メルケル首相が最終的に納得をし、CDU内の激しい要求に対してやっと答える可能性はないとは言えない。つまり、AfDの圧勝はCDUの政策に対しての大反対を意味しているという事はやっとベルリンの政府まで伝わるという事。そして、そんな結果で連邦政府としての存在価値もなくなったというのが白痴「ママ・メルケル」にやっと頷きの反応を起こすかもしれない。僕はとにかく、その瞬間を必死に待っているところ…。


追伸、上記の文を書いた8時間後の選挙の結果
BW州
CDU党、5年前は39.0%、今日27.0%、12.0%減!!
SPD党、5年前は23.1%、今日12.7%、10.4%減!!
AfD党、5年前は0%、今日15.1%、15.1%増!!

RP州
CDU党、5年前は35.2%、今日31.8%、3.4%減
SPD党、5年前は35.7%、今日36.3%、0.6%増
AfD党、5年前は0%、今日12.5%、12.5%増!!

SA州
CDU党、5年前は32.5%、今日29.8%、2.7%減
SPD党、5年前は21.5%、今日10.6%、10.9%減!!
AfD党、5年前は0%、今日24.1%、24.1%増!!


ところで、ドイツ語に興味を持っていると同時に僕の活動を応援しようと思っている方がいらっしゃれば、つい最近投稿したこのビデオhttps://youtu.be/0gDh5kxKVTY)をご覧下さい。











11 件のコメント:

  1. ベンツ本社を擁するBW州でもAfDがSPDを喰っちゃったことが衝撃です。
    ここはけっこう裕福なはず。
    モーゼの十戒のひとつ「汝誘惑することなかれ」を破ったメルケルに天罰が?

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  2. ばばあの責任だけではないんだよなぁ・・・ドイツ人の振りをしているメルケル(ホントにドイツ人????なんかロルちゃんと種類違う気がする位は・・・)は経済界のいうとおりにしただけで(この辺は日本国も同じ、ハラタツケドネ)・・それでうまく言ってるときは支持をあつめてたんで・・ドイツ人の支持を集めた方法を行うしかなかったんだろうね。間違っていると思っていても大きな歯車をいきなり止めたり逆回転にはできない!!
    バイエルンが動き始めたのは歴史が動き始めた感じしますね。バイエルンが中央政府の支持を無視してなにか独自に始める展開なのかな・・
    中世をやったドイツ人や周辺国の人々とそれをまだしていないかしてる途中の難民移民の人たち
    反対派も賛成派もみんなで一緒にこれをやる感じになっていってますが・・中世近世ヨーロッパとはどんなかんじでしたっけ。思い出したくない位の悲惨さのような・・
    やってない人たちはやる必要があるんでしょうね。日本やドイツと同じで戦国時代みたいなのそれからやっとこんな無残はダメなんだとなる。まあやればいいんですが・・問題は欧州でやるということ。頭痛くなるくらいの難問誰かとけるんですかねこれ・・・こわいんだけどwww

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  3. >AfD党の党首と僕(笑)、近くに行われた演説が終わった後

    おお、ロルちゃん、とうとう政界に打って出るんですか?
    経済界や左翼の考えることなんて日本もドイツも一緒ですって・・。
    ドイツで「福島みずほ」とか「鳩山由紀夫」に相当するのは誰かな?と
    クロスワードパズルのように考えると楽しいです。
    メルケル氏は「鳩山由紀夫」かな?とか・・。

    それにしても、ローマ帝国もこうやって滅んでいったんでしょうね。
    もっともローマ時代はドイツ人は侵入する側でしたが、約2000年後の現在
    立場が全く逆転しているのが皮肉といえば皮肉。

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  4. トランプが大統領になったら、少しは言いやすくなるんでしょうかね?

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  5. 僕の友人は学生時代に左翼思想に感化され「俺は弱者を助けるんだ」と言って、そのまま就職もせず20数年の間、フリーターなどをやって過ごしてきたが、最近になって、かつて彼が守ろうとした弱者であるはずの生活保護受給者の方が自分よりも収入が多いことに気づき、嘆いてる。
    ドイツは「我々は難民を助けるんだ」と言って、気づいたら、難民よりも自国民の方が厳しい経済状態になってましたなんてことにならなければよいが。

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  6. >彼らは「でも、ドイツは戦争の責任が重いから、我々は世界の難民をどうしても助けるべき」と答える・・・。

     これとても不思議です。

     だってドイツは第二次大戦で中東や北アフリカに何も悪い事はしてないじゃないですか? 
     中東や北アフリカで悪い事をしたのは、イギリスとフランスです。

     それなのに何でドイツが反省して難民を引き受ける話なるんですか?

     因みにドイツが悪い事をしたのは、バルカン諸国やポーランドやソ連でしょう? 
     だったらドイツのサヨクは少しはこうした国々に気を遣ったら?と思うのですが、しかし連中は嫌がる東欧に無理矢理難民を押し付けて、バルカン諸国には大迷惑をかけて平気なのですね。

     一体どういう神経なのか凄く不思議です。
     

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    1. 難民を引き受ける理由はドイツ国内にもあり、「ドイツは戦争の責任が重いから、我々は世界の難民をどうしても助けるべき」というのは政治的宣伝という側面があります。 国内的理由の一つは「ドイツ人がやりたがらない、低賃金・きつい・危険・汚い仕事をやってもらう外国人労働者を確保するため。 もう一つは少子高齢化社会を若い移民人口で補うためです。

      ところが、ドイツより先をいくフランスを見ても分るように、非白人移民が2流市民扱いをされて差別されたり、元の住民と増えたイスラム系移民との軋轢が起こるのは明らかなのですね。

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  7. 初めまして。最近あるブログで「ロルちゃんのブログ」が紹介されているのを見て、こちらにお邪魔しました。二日くらいかけてほとんど読んでしまいました。とても興味深かったです(特に難民の流入のところ)。私は数年前にドイツへ行ったとき、難民受入推進派の人達に会いました。正直言って、「この考え方がスタンダードなら、ドイツ人は頭がおかしい。ドイツはそのうちムスリムに乗っ取られるか、テロが起こるだろう」と思いました(こんなこと言ってごめんなさいね)。今回ロルちゃんのブログを見て、まともな人もたくさんいるのだと知って、ホッとしました。war guilt information programが行われたのは日本だけだと思っていましたが、ドイツでも同様だったのですね。これを何とかしないと、まともな国にはなりません。日本もそれでまだ苦しんでいます。お忙しいでしょうが、またいろいろ書いてください。楽しみにしています。

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  8. 戦争犯罪の反省の為に、民主主義を捨てるって言っている様なモノだと感じました。

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  9. 英国はついにEU離脱するようで・・・。
    ドイツも国民投票ないんですかね?

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  10. 戦争犯罪という言葉を聞きますが、誰に対してなのでしょう?
    特に過去の大戦とかになってくると、ワケが分からなくなります。
    攻めたり攻められたり。
    やらなければやられてしまう時代だったのでは?

    戦争責任を負わされているドイツですが、
    植民地にされていた時代もあったよね?

    しかも、人権なんてなかったに等しいのです。
    そんな状態であれば善悪なんて関係なかったハズ。
    まさに勝ったモン勝ちだったのです。

    日本には、情けは人の為ならずという言葉があります。
    度を越えた援助は、かえって移民難民にとっても悲劇を招くでしょう。

    あと、アフリカ人からこんな事を聞きました。
    海外援助は、余計なお世話だ。
    彼らはそのせいで、働かなくなり争う様になったと。

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