目標達成は簡単そうだからではなく、難しいからこそ追求しよう! 大失敗を恐れない者だけが、偉大な事を成し遂げる。

2014年2月7日金曜日

代わりに、ドイツのいい所か・・・

「ロルちゃんのドイツの変てこりんな話題を知るにつけ、ドイツに対する幻滅が増幅して行くんですよ。ドイツの良い事を書いてくれませんか・・・」と、先日読者のお一人に言われた。
ドイツのいいところか・・・、困ったなぁ、あるのかなぁ・・・、んと、じゃあ、頼まれたので、書いてみよう・・・

労働市場
  • 平均労働時間は訳38時間。トップクラスのマネジャーとサービス業の一部を除いて、残業はない、あってもサービス残業はまずない。
  • 接待又は会社の人達と夜、半分強制的に飲みに行かされることはほぼ皆無に近い。
  • 有給休暇は平均的に年間30日(土日はどうせ休みなので30日=6週間)、しかも捨ては絶対しないので、みんなはちゃんと取る。同僚の休暇とさえぶつからなければ、当然の権利として自由に取れるし、例えば3~4週間続けて取っても、帰ってきてからでもちゃんと席が残っている。
  • 病欠の日は有給休暇の日数から引かれなく、完全別扱いされる。
  • ドイツ年金保険機構の統計データによると、ドイツで働いている全員の人(パート、バイトも全部含めて・・・)の平均年収は約4万ユーロ(長年の平均レートで換算すれば約5百万円)。そして、毎年賃上げがある。つい数日前に、化学産業を専門にしている労働組合と産業側との例年交渉では今年の賃上げは3.8%に定められた。
  • 解雇保護法があるので、会社はそう簡単に人をクビに出来ない。国の景気が良くて、会社の成績もよければ、なかなかよっぽどの理由無しでは解雇は無理。あっても、従業員が会社を労働裁判所で告訴し、かなりの確率で勝ったら、会社はその従業員をまた働かさなければならない。

ゴスラー(Goslar) の一部、中世の家は沢山残っている
交通
  • 高速道路(アウトバーン)は無料で、半分ぐらいの距離で速度制限はない。
  • 自動車税はかなり安い。ベンツのCクラスは年間1万5千円程度。
  • 駐車場の有無も証明しなくていい。
文化
  • 姉妹国のオーストリアと一緒にクラシック音楽の発祥地なので、文化はとても重視されている。町の人口は10万人前後を越えている場合、劇場、オペラ座、コンサートホール、美術館、博物館等などという様な所は大体揃っている。
  • 収入の少ない人も入場券を買えるように、それらの所は国、州、市町村から金銭的に応援されている。
  • 書物には決まった販売小売価格があるお陰で、小さい本屋さんもそのお陰で生き残れる。つまり、あの価格より安くは誰もが売ってはいけないことになっているからである。
教育
  • 義務教育は勿論の事で、殆どの州で大学も無料である。ある程度の管理費を除いて、入学金、授業料なども全部ただである。
地理、気候
  • 歴史の背景で主要都市はかなり分散されており、他の国と比べれば集中的に集まっているのではなく、都会も公共機関も所々散らばっている。お陰で、殆どどこに住んでも仕事が見つかる。
  • ゴルフ海流のお陰で、地球での位置にしては、気候は穏やか。季節はちゃんと分けられているので、夏と冬の温度差は50度までなるのがありうる。あと、夏は蒸し暑くなく、結構乾燥している。
  • 環境意識は世界の最先端に走っていると思われており、あらゆる面で環境を保護する傾向があるお陰で、街から少し離れていけば、景色は綺麗。町の住宅はあまり散らばらないように行政も厳しく住宅地域を定めて、緑地として決まった場所はちゃんと守られる。
  • 緑地でなくても、小さい町には結構可愛い町がある。
経済、エネルギー、財政
  • 韓国と並んで、先進国の中で経済は現在一番好景気にあると思われている。
  • スペインとかギリシャとかでの若者の失業率(50%前後)は皆無の事。夢の仕事に拘らなければ、実に働きたいと思う若者の誰一人もが現在就職できる。
  • 効果あるかどうかは別として、政府は脱原発を決めた。
  • 健全なインフレがあり、貯金にもまだ利子が付く。
社会
  • 物によって物価は安い。特に食料品は日本と比べて驚くほど割安。ビール500mlは平均的に約50円。だが安売りのスーパーに行ったら、30円でも手に入る。魚は別として、肉も比較的安い。
  • 有機栽培の食料品の市場は非常に盛ん。需要の拡大に伴って、料が増えたし、昔ほど極端に高くなくなった。
住宅
  • 殆どの住宅には地下室は当然の物として備え付けられている。例え貸し住宅でも。
  • 各部屋に備え付けられている暖房無しの住宅は皆無のこと。大体の場合、地下にセントラルヒーティング(ボイラ)があり、各部屋に暖房用にもお湯供給用にもお湯を送っている。
  • 家賃は(他の先進国と比べて)割と安い。
  • 住宅は石作りでしっかりしているので、中は冬でもそんなに寒くならない。反面、暖房の熱が壁に貯蓄されるので、暖房を消しても、そう簡単で早く寒くならない。
  • 中世の町もまだ残っていて、500年前に作られた家にも人はまだ住める。
政治界
  • アメリカみたいにお金持ちだけが偉くなれることも皆無のこと。言葉の通り、政党に加盟し、党内活動することによって誰もが政治家になれる。1998年~2005年外務大臣をやったフィッシャ氏は高卒も職業訓練卒も大卒もなかったし、依然タクシーの運転手もやっていた。
  • 日本みたいな天下りは非常に胡散臭く見なされているので、殆どない。
  • 政治家の多くは通常の年で定年する。今の国会には69歳以上の人は13人しかいない。平均年齢は49.7歳で、24~28歳の人も3人いる。
  • 国会での女性の割合は終戦の時の6.8%から現在の36.3%に上がった。女性解放運動の跡は社会の他の面でも強く残っている・・・。
さて、これでは夢の国になるでしょうか。
いやいや、そーれはまた全然別の問題ですよ~。

多忙の中で、久しぶりの報告はここまでにしましょう・・・



22 件のコメント:

  1. こんにちは。
    良いところだけ切り取ると、本当に夢の国のようですね。(笑)
    同じ項目について、ぜひ「悪いところ」も箇条書きで並べてみてほしいです。
    (今はお仕事がお忙しいでしょうから、またお時間のある時に!)

    平均年収500万円で定時に帰れて昇給もあったら…なるほど、税金が高くても幸せに暮らせそうな感じがします。

    ちなみに日本のサラリーマンの平均年収は400万円強らしいですが、先日NHKの番組で、日本の10代・20代女性の平均年収(※無職の人を含めない)が114万円だと言っていました。恐らく今後そこから昇給もろくに無いでしょう。
    その番組によれば「生活に困窮したシングルマザーは生活保護の申込さえできず(審査に2〜3ヶ月かかる、と役所で嘘を言われて申請を諦めさせられる)、公的な職業斡旋機関の窓口で売春やそれに類する仕事を勧められる」という話でした。
    40代以上の人達にとってはどうか知りませんが、若年層の私にとっては、もう日本の社会は「何か(例えば予期せぬ病気やケガ)で足を踏み外せば地獄」という感覚です。

    ドイツではきっと、貧しい人が失職しても「売春か餓死か、好きな方を選べ」という選択を役所で突き付けられることは無いのでしょうね。(よそからドイツに来た移民にとってはまた違うのでしょうけれど、)少なくとも国民がそんな目に遭わずに暮らせるとしたら、やはりドイツは「豊かな国」のように思えます。

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  2. こんにちはロルちゃん、私もそんなにドイツに行ったことはないので、本とかブログ、ツイッターでドイツを扱った記事などを読んだ感想も含まれるけど、
     まず、日本と言葉と文化(習慣)が違うので、そうしたことを勉強せずに行くと戸惑うことが多いと思う。
     でもドイツは他のヨッローパ諸国に比べて(特にスペイン、フランスなどのラテン諸国)に比べれば日本人が比較的順応しやすいのではないかと思う。
     旅行者がものを尋ねたりするのに、片言の英語でも通じることが多い(もちろん地域や聞いた人による)と思う、こちらが求めたことには必要なことは教えてくれる印象だったし、海外旅行の初心者には向いていると思う。
     生活するのにもドイツ人は規律を重んじる(これも印象だけど)ので、その規律を勉強していれば、カルチャーショック(カルチャーホームシック)を受けることは少ないのではないかと思う。
     ロルちゃんの、ドイツのいいところはという問題提起についての私の答えがずれている(噛み合っていない)と思うかもしれないが、要は私はどちらがいいかということよりも、違いを理解して、それぞれ自身でどちらに価値(重点)を置いて考えることではないかと思う。

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  3. まぁ今の日本社会と比べるとドイツのいいところのインパクトは強いと思います。私が許せないのは日本の天下り~恥も外聞もなくこの制度にしがみつく公務員共が存在する限り日本に明るい未来など永久にない。私の地元では独身の若者(といっても18歳~23歳位迄)以外に就業口はないし、女性やシングルマザー等は3~5時間位のパート仕事を見つけるのがやっとというのが現実。給料も月10万円稼ぐのがものすごく難しい状況になっています。

    車の税金も高いし、維持するのが難しくなって手放す人も多いんですよ。
    地方へ行けば行くほど車が必要なのに、持てない人が増えています。
    日本はこの先本当にどうなるかわかりませんが、ドイツは脱原発でよりいい方向に向かうのではないかと思いますが…

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  4. まだまだいいところは、いっぱいありますよ。
    ①ドイツの方にとっては賛否両論だと思いますが、私は在独中ルーへツァイトが好きでした。みんなが落ち着いて過ごせる。特に小さな子どもにとっては、日本の環境に比べてはるかにいい。夜遅くまで街がガチャガチャしていることなんてないからね。
    ②文化や伝統を大切にする心もステキ!ドイツのクリスマスマルクトはとっても綺麗に感じた。日本のお正月なんて完全にクリスマスに押しのけられてしまったという感じ。クリスマスケーキは食べても、おせち料理を知らない小学生が急上昇中だとか・・・
    ③夏が東京に比べて格段に過ごしやすい。北海道のイメージかな?
    ④ゴミの捨て方等が合理的。古紙は日本のように縛って出す必要がない。(縛るひももゴミになるよね。)瓶は丁寧に洗う必要がない。(節水のため。)買い物には、エコバックやかごが必需品。(不要なレジ袋を貰わなくてすむ。)ペットボトルやビール瓶などにプファンドがかかる。(回収してリサイクルやリユース率が高い。)野菜や果物は、必要な分だけはかり売りがほとんど。(食材を余らせたり、不要なトレーなどが少ない)
    ・・・日本に戻ってきて、我が家から出るゴミの多さにびっくりしたことがあります。日本はゴミをお金で買っている様な感じがします。

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    1. ドイツにはRuhezeitという制度があるのですね。とてもうらやましいです。私はクロアチア在住ですが、毎日クロアチア人の発する大きな音、大声に悩まされています。はっきり言って大迷惑です。人々が寝静まった真夜中でも、酔っ払いが大声で話していますし、むやみやたらに車のクラクションを鳴らすし・・・本当にストレスが溜まる一方ですよ。
      静かに読書を楽しめる住環境はこの国にはありません。

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  5. 労働時間だけでも夢のようだ

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  6. ロルちゃん。
    今晩は。ドイツでは、おはようでしょうか。
    滅っ茶忙しくて、もしかすると寝る時間も惜しんでいらっしゃるだろうに、ドイツの良いことを紹介していただきありがとうございました。とっても感謝しています!

    ドイツの良いことを読んで、悩みが増えてしまいました。
    文化・教育・食品については特に羨ましい。
    クラッシック音楽や演劇が一般人の日常に入り込んでいる国が羨ましいです。
    バロック音楽は大好きだから古楽器の生演奏が聴けたらな幸せだな~。
    大学も良い制度ですね。本当に専門に勉強したい人達が、勉強できる環境になってるんでしょうね。そんな大学でもう一度学べたら良いなと思います。
    日本では、安全な食品を手に入れる事がとても難しくなってしまいました。ドイツの安全基準(EUの基準と言った方が正しいのでしょうか)を準用してし欲しいですよ。
    日本のスーパーで売られている食品の約60%には、なんらかの形で組換え作物が使われているようなのです。日本人は原発じゃなくてGMによって滅びるかも。
    匿名さんの記事で、Ruhezeitなんてものがあることを初めて知りました。面白い習慣ですね。ドイツ人らしいのでしょうか?でも、ドイツ人ってお喋りでうるさいって思ってたけど。(あまりにも短絡的かな)

    こんなに良い枠組みがあるのに、なんで夢の国じゃないの?
    何が気に入らないの?ドイツの皆さん。







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  7. 日本人がうらやむようなところがドイツにはいっぱいある。でも、ドイツ人だからできることで日本人が真似したら日本はつぶれるだろうな。しかし、同じ白人で地理的に近いわりに、昔も今もイタリアがなぜドイツのようにできないのかわからない。イタリアはしっかりしてほしい。あと、韓国は景気いいの?あれはもうすぐ国家破産してまたIMFのお世話になるといわれてますよ?

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  8. ドイツがうらやましいと感じた点を述べてみます。

    1. 教育・文化に対する公的補助金額が日本よりも多いこと。

    2. 労働環境の良さ。 健全な財政規律(公的財政赤字が少ない)。
       合理主義が育っており、議論できる能力が養われている人材が多い。 

    3. ドイツはもともと褐炭と石炭を豊富に産出する国で、ドイツ国内産石炭による
       火力発電は発電量全体の約45%。 これは日本での原発が全発電量に占める
       比率約30%を超える。  ドイツが脱原発を選択できる一番の理由はこれであり、
       環境意識が優れているだけではない。

    4. パン、シリアル、牛乳、チーズ・ヨーグルト、ハム・ソーセージ、果実ジュース、
       ビール、ワインなどの、加熱を必要としない食材の質が高い。  これらに、
       トマト、ピクルス、オリーヴ、果物を加えればちゃんとした料理になる。 
       日本では質の良い手間のからない冷たい食事は一般的でない。

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  9. ドイツは国家として人間が生きるための基本要素基礎がしっかりしてるんですよ
    ところが日本はそうではない、とても不安定だと思います
    国土の事情も社会環境も全然違いますからなかなか難しい、特に人口が違う
    日本は社会の歯車を回すのに必要な論理という名のオイルの種類が違うんですよ
    総じてワークライフバランスが悪い国だと思います、未だに御恩と奉公みたいな感じで年功序列制が崩壊したと思えばきっちり儒教的な上下関係はしっかりと残ってたり目に見えない小さい歯車が裏で動いているんですよ、西洋から人権やら平等やら法の支配を導入しても日本全国にある細かいローカルな事情ってのはなかなか消えるものじゃないですね

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    1. 確かにそうですね。 日本のように義理・人情的なものを重視し過ぎると、社会全体の危機管理が疎かになる危険性があります。 例えば、日本国の巨額の財政赤字や福島原発事故の処理などの問題では、合理性を優先しなければ破綻のおそれさえある。 日本もドイツも官僚主導型の国家だと思いますが、問題は官僚の資質です。

      ただし生活面では、ドイツは、一神教的な非寛容、理念、理屈(屁理屈?)、感情を殺して生きる厳しさのせいで日本より暮らしにくい印象があります。 日本は(表面的には)秩序や規律を重んじる治安の良い国であり、世界最高の消費生活、食事・衛生、サービスがあります。 それに、控えめな国民性から、他人に干渉されない個人の自由もある。

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  10. >>韓国と並んで、先進国の中で経済は現在一番好景気にあると思われている。

    ロルちゃん
    これは違いますよw
    韓国は借金だらけで破綻寸前です

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  11. ドイツの良いところ?真面目なところ。
    二十数年前(古っ!)に2週間くらいヨーロッパを回ったけど、ドイツは好印象であった。(オーストリアやスイス、イギリスもよかったけど。)
    しかし他の国は結構、どうしょーもねーなーみたいなことがあった。フランス、イタリアとかはキャッチセールスとか詐欺師のような人が結構いた。フランスでは、「写真を撮ってやるよ」とか言って、勝手に私の写真を撮り、後で「金をよこせ」という奴がいたり、当時はバブル期で馬鹿な日本人が欧州で金(と馬鹿さ加減)を振りまいていたせいか知らぬが、両替所で(東洋人である)私を見て露骨に嫌な顔をする女性がいたり。
    スペインでは、流浪の民が「金をくれ」としつこいわ、露天商のオヤジにお釣を騙されそうになるわ(100円の水を買うのに、1万円を出したら、お釣を900円しかくれなかった(円というか、ペソだけど、やけに桁数が多かったから危うく騙されるところだった))、イタリアでも流浪の民の子が大勢で勝手に私のポケットやカバンに手を突っ込んで何か取ろうとしたり。まあ、子ども達は可愛そうだから、金ではなくキャンディーをあげたりしたけど。

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  12. アデナウアー2014年2月13日 15:49

    ●1918年、帝国主義のドイツ帝国崩壊、1945年、国家社会主義のナチス・ドイツ崩壊、1990年、共産主義の東ドイツ消滅、そして資本主義のドイツ連邦共和国(旧西ドイツ)は社会的市場経済を完成させた。

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  13. 憧れの国は、やっぱりドイツです。
    暖房はお湯を使ってるのですか?
    どんなものか、機会があれば見てみたいです。

    皆さん暖炉を使ってるイメージがありました。
    ( ̄ー ̄)

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  14. 記事と関係ないですが、大雪で大混乱です。
    みんな大丈夫ですか?先週の大雪より酷い状況。
    雪に弱い日本のインフラ・・・いや、雨にも地震にも ダメだこりゃー。

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  15. ・日本と違って、独り親世帯(母子世帯・父子世帯)の貧困率が政府の再分配によって上昇する(より貧しくなる)ことが無い

    ・さらに、片親世帯において親が働いていた方が貧困率が高いなどという日本みたいなことが無い

    ・日本において貧困層では片働きから共働きになっても貧困率で改善がほとんど見られないが、そのようなことが無い

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    1. 追加
      ・日本では政府の再分配により子供がより貧困になるが、そのようなことが無い

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  16. ドイツの枠組みで、年間30日の休暇を取得することについて日本人の多数が賛成らしい。
    誰かが休暇を取るのに、他の誰かがそれを補う効率的な仕組みが出来上がっているということを大変高く評価しているようです。 
    実際そうしなければ休暇を取る事はなかなかできないでしょう。
    でも喜んでそうしているのかな?仕方ないじゃんってのが本当のところじゃないのかな?想像だけどね。
    私の会社では、ワークライフバランスがたびたび議論のテーマになるんだけど、本音を言うと興味が無い。そんなの私の勝手でしょ。って発言するのはどうもマズイらしい。
    何がマズイのかも私は興味が無い。
    会社で生きていけそうになくなって来た。

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    1. 興味がないならここでも黙っとけばいいのでは?
      興味があるから発言しているのでは?

      つまり嘘つきなんですよ。
      あとご都合主義ですね。

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  17. ドイツ、社会制度はいいとこばかりですね。羨ましい限り。できるものなら、ドイツに移住したいです。言葉ができないので、無理ですが・・・(悲)。

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  18. >「ロルちゃんのドイツの変てこりんな話題を知るにつけ、ドイツに対する幻滅が増幅して行くんですよ。ドイツの良い事を書いてくれませんか・・・」と、先日読者のお一人に言われた。

    うーん、そんな人いるんだ。
    私は別にロルちゃんのブログみてドイツに幻滅・・なんてことは全然ないんですが。
    ああ、普通の人から成り立つの普通の国なんだね・・と思うだけで。むしろ、安心感を
    覚えるくらいですが。問題のない社会や国なんて存在しません。むしろ無い方がよほど
    異様でしょう。

    ドイツの良い部分というのは日本のマスコミ、特に左派メディアが散々伝えてくれてますし。
    というか、日本のマスコミ、特に左派メディアの描くドイツってあまりにも出来すぎで却って
    嘘くさくて信じられないんですよね。

    朝日新聞あたりの伝えるドイツなんか読むとまさに「地上の楽園」ですし、ドイツ人はみんな
    イエス・キリストの生まれ変わりのように思えてきます(笑)。
    (最近はドイツの海外派兵など「問題点」も報道するようになりましたが)

    日本の左派とか左派メディアにとってドイツとかドイツ人は神や預言者のような存在です。
    メルケル首相が訪日時に日本の左派メディアの代表格ともいえる朝日新聞社を講演先に
    選んだのは実に的確な選択。メルケル首相が個人的にそんなに日本の事情に詳しいとも
    思えないので、誰か日本通のスタッフの助言があったのかもしれないですね。

    もっとも、ネット上(特に2ちゃんねる)ではあまりに過剰な「ドイツを見習え、ドイツは戦争を立派に反省して・・」的な話に「そんなに立派なのかよ」と反発を食らってますが。

    さらに一部ドイツメディアの日本に対する「上から目線」ぶり、それを裏付けるように
    BBCの世論調査などからわかった意外なドイツの「反日」ぶりが知られてくるにつれ
    ネット上ではドイツ嫌いが増えてきます。

    さらも今年3月のメルケル首相訪日でドイツ嫌いがかなり増えた・・そんな印象です。
    まあ、個人的にもあれは酷かったなぁ、と思いましたけども。
    (今回のVWのスキャンダルでも2ちゃんにはこういったドイツ嫌いがかなり暴れていましたね)

    とはいえ、それは決して日本の世論の主流というわけではなく、相変わらず過剰に美化された
    ドイツ像も日本のマスコミ誌上では相変わらず健在です。

    ここでも取り上げられた川口・マーン・恵美さんの著作。ドイツ人のロルちゃんが読むと不快に
    感じるのは理解できますし「そんなにイヤなドイツにどうしているの?」と言いたくなる気持ちは
    わかります。私も読みましたけど、「うーん、これはちょっとどうなんだろ?」という箇所もあります。

    ただ、あれは反ドイツというよりは日本人のあまりに呑気かつ過剰に美化されすぎたドイツ観に対するアンチテーゼでしょう。別に彼女の著作を読んで「我が日本はドイツの上をゆく国なのだ~わーはははは」という感想は特に持ちませんでしたね、私個人は。
    本気で日本がドイツより上・・なんて考えている人はあまりいなくて「お前ら(ドイツ)はそんなにエライのか」的な反発と疑問を持つ層に彼女の本は売れた・・そんな感じですね。



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