いわゆる「善人」

2015年４月3日、ドイツ東部のある小さい村には政治亡命者を受ける為に徹底的に改装工事された10世帯建てぐらいの建物が放火された。40人ぐらい「しか」容量のないこの建物の前にはもう数ヶ月前から住民の反対デモがあって、極右の脅かしで村長が引退した事件でこの小さい村が全国のニュースに出た。


一つをはっきりしておこう。どんな理由でも放火は駄目、殺人、いや殺人行為だけでも駄目。それは決まっている。それに、ここの村長を引退まで脅かした、村自身とその周辺から集まってきた奴らの中には実に脳無しが多い。但し、反面に誰もが村人達の意見に興味を示してくれる報道陣はいなさそう。

なぜなら、全国の「善人」達（Gutmensch)は何よりも保護をしてくれるのが難民だから。難民としてドイツに来る人達もみんな善人。中には前科のある人はいない、病気も、文盲も、ドイツの優雅な社会保障制度を悪用しようと思う人も当然いない。みんなが善人。今まで一円も保険料納めていないのに歳でもうすぐ定年しそうな人もいない、みんな若いから。教養もみんなドイツの基準に合っているから、誰もが再教育も要らない。ドイツ語も素早くぺらぺらになるだろう。だってみんなが善人なんだから。換言すれば、ドイツの社会に融合するのになんら問題もない。だってみんな善人だからさー、と善人達は思っている。

善人達の集まり。彼らは着ているＴシャツに書いてあるのが次の通り：
「私の思う通りにして（考えて）くれない人は、
悪質で貶すべきだ
できるだけ「ナチ」として貶したい、
なぜなら「善」の定義は私にしかできないから・・・」

100％善人でできている「政治亡命賛成」という団体はできるだけ沢山の難民をドイツに誘導したい。だって、ドイツは600万人のユダヤ人を殺したでしょう？だからこれはドイツの当たり前の義務なんだもん。原住民の言い分？関係ない！「人殺しの魂」はドイツの魂だから、ドイツの原住民の意見を聞いてもしょうがない、歴史的な責任だ！自分の国の人よりも他国籍の人の方が大事にするというのがなんだか精神病の症状の様に聞こえるのが僕だけかしら。

直接的にも、外人がああいう風に間接的に襲われても、ドイツでいつも大ニュースになる。「外人が襲われた、ああ大変！」とのこと。だけど、もし純のドイツ人が外国人に襲われても、絶対、絶対と言っていいほど、それは報道されない。大都会の学校では外人（イスラム系が多い）がもはや過半数を占めてきた。そこで少数民族になったドイツ人は「糞ドイツ人め！」と言われる事が社会で囁かれているだけ。大きく報道したら、外人嫌いと言われる、人種差別者、ナチ、ネオナチとかでも言われるからこんな事実は囁かれる程度でしか広がらない。

左派、非社会派、労働組合、難民保護団体とその他、ドイツ人嫌いの奴らがああやって「善人」の定義を設定する。彼らこそはナチと思われないから、自分も彼らみたいになったら、「ナチ」だけは言われないだろうという幻想に陥っている人が多い。多ければ多いほど、違う意見を持っている人が少なくなる。このタイプのポリティカルコレクトネス（ＰＣ）は経済界にまで至る。世界規模で進出にしている企業の中には人が人種差別的な冗談とかでも言ったら、即時解雇の対象になる。労働裁判所を起こしても多分負けるし。

僕は今日の悔みについて実に永遠に物事を吐き出せるが、時間の問題もあって、今日はここまでにする。でもとにもかくにも、犯罪は犯罪で追及すべきだが、馬鹿馬鹿しいＰＣの懸念で「外国人によるドイツ人苛め」に関しての情報がこれだけ抑えられている事に対して僕はかなり怒っている気持ちをこれ以上隠せない。冒頭の放火されたホームの州知事が今日こう言った。「うちの州だけでなく、全ドイツにはこんなのがありえそう」。全ドイツは放火が好きだね、この馬鹿州知事め！信じられないよそんな発言・・・。

もっと資料を集めて、善人だと思い込んでいる奴らに関しても少し書きたくなった。例えば、善人の頭脳の構成の分析とか・・・

ご興味の際、コメントをお願いします。

皆さん、スポンサー（アマゾン）の下記の情報もお見逃しなく・・・