男も辛いよ

毎朝「面倒くさいなぁ」と思うことがる。「あらまー、いや、女性の方が何倍か大変なんだよー」、と良心がいつも答える。聞く度に「やっぱりそうなんだよね」と納得するけど、女性はその男の面倒くさい事情を一体どこまで意識しているんだろうかと考えないでいられない。


言うまでもなく、「髭剃り」のことお言っている。一日当たり５分しかかからないと推定したら、年間何分になるんだろう？そう、1825分！「1825分ってどのぐらいなの」と女性が興味を示してくれるかも。はい、30.4時間も！30.4時間か1.26日間。中年、例えば54歳の男は40年間の髭剃りの「経歴」で、なんと50.7日間、つまり1.7か月をも髭剃りだけに使ったことになる。髭剃りだけで・・・！

この人は髭剃りで時間を無駄にしないかもね

1.7か月！ドイツの平均月収を基にしたら、約73万円に相当する金額にもなる。73万円を持っていたら何ができるか。システムキッチンを部分的に買い替えること。日本・ドイツ間、ビジネスクラスの２往復の航空チケット、中級ピアノ一台とか？色々考えられる。

では、髭をそるのを止めたら、その分のお金は40年間で貯まるだろうか。残念ながらそうはならないだろうね。14歳から54歳までずっと自営業者で、剃らない事も意識しながらもその節約した時間をちゃんと活動に反映させ、成績上昇に使ったとすれば、それなりの金銭的効果があるかも。それに（日本の男はあまり使わないみたいが）数十年間でアフターシェーブに費やさなくても済んだ金額も半端じゃないだろうから、節約した金額は百万を超えちゃうかも。

しかしその反面に別の危険が待機している。髭を剃らなかったら、近い内に酷い恰好にもなり得そう。

下手すると躓くこともあるだろうし、服を着る時にも、お風呂に入る時にも邪魔そう。躓いたら、治療費は高くつくかもしれない。そして特に髪の毛を乾かす時、永遠に時間がかかるだろうし電気代も凄そうだね。とにかく、朝折角節約した時間はこれで台無しになると思われる。換言すれば、態々節約できた５分よりも、伸ばした髭のせいで負いそうな短所の方がずっと痛いだろうなあ。

だったらじゃぁ、やっぱり朝ちゃんと髭を剃った方がましなのでは・・・。


休みの日曜日をきっかけにちょっとふざけたネタをお許しくださいね(笑)。

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