目標達成は簡単そうだからではなく、難しいからこそ追求しよう! 大失敗を恐れない者だけが、偉大な事を成し遂げる。

2013年2月18日月曜日

ユーロビジョン・ソング・コンテスト


今日はいつもの様な、暗くて重くて難しい話題を止めて、少し軽い話題を紹介させてもらおう。
1956年以来、欧州放送連合が主催するソングコンテストが毎年行われる。一番最初の頃は7カ国しか参加していなかったが、規模は益々広くなって、1990年の東ヨーロッパ開放後には、参加国は40カ国以上にも増えた。それに、時間も時代も変わったのに連れて、途中で何回も何回もやり方、名称、予選等などが変わった。

英語の「ユーロビジョン・ソング・コンテスト」という名称は割りとつい最近、1992年(笑)に導入された。そこまでは(今ちょっと日本語読みに変えて、しかも省略して)フランス語で「グランプリー・ド・ラ・シャンソン」だった。この名称だけでも分かるように、最初の数十年間では、シャンソンみたいな歌のみがそこで演奏されていた。各歌の作曲家は一緒にステージに乗って、必ず生で曲をやっているオーケストラを指揮していた。勿論のことで、歌手も生で歌っていた。もう一つの特徴は1999年までしかなかった:みんなが自分の国の言葉で歌わなくてはならなかった。これでこのコンテストは非常に魅力的だったと僕は思っていた。

今時になって、それらの条件はかなり変わった。作曲家も出ないし、オークストラもいない。曲はテープから流れている。歌いは未だに生なんだけど、昔と比べれば、ショーの部分が非常に多くなった。それはそれで結構の歪みとして感じている。結局、一番上手い歌ではなく、顔の一番綺麗、服又はボディーの番セクシー、パフォーマンスの一番きらきらしている方が優位に立つようになった気がする。

それに、2000年以来、その「自分の国の言葉で歌う」というルールも廃止された。当たり前のことで、これで殆どの人は突然英語に変わった。なぜなら、英語を分かる人(本番の時にヨーロッパ中で観ている、投票する視聴者達)の方が、例えスロベニア語よりも圧倒的に多いから。前はイギリス、アイルランド、マルタのみが英語を使っていたから、彼らはこれで違う言語で歌っている人より有利だったと思われる。ルールの廃止によってこの不公平さは解消されたと思う人もいるが、みんなが英語で歌うようになったら国の特徴は殆どなくなるという風に判断している人もいる。僕は古いから(かな?)、やっぱり特徴があって欲しい、国ごとのスタイルを見たい方に入っていると思う。英語になったらみんな同じになっていてつまらない。逆に、勇気を持って、それでも母国語で歌っている人を尊敬している。

順位を決める方法にももう一つの問題がある。この方法も途中で何回も何回も変わったが、最近やっている方法は次の様: 国数は多すぎるので、本番の三日前に二つの順決勝戦が行われて、各準決勝で10位とかまでに入っていた歌手は決勝戦に進出する。但し、これで決勝戦では25カ国ぐらいしか参加しないのに、本番で順位を決めるのが参加国40カ国以上、みんながやる。この過程で色んな不思議な現象が目立つ。スラブ系の国は姉妹国のスラブ系の国に入れる。スペインからの点数はよくポルトガルに行くし、フランスの点数はベルギーに、スカンジナビアの国同士でもよく高い点数が交わされがちだし、多いから(ウワー)ドイツからの12点満点は大体トルコに行く(自分の国だけには入れられない)。悪いけど、これを観て僕は思うしかない:視聴者は結構アホだねっと。好きな歌に入れるんじゃなくて、身近のところに入れる傾向が強い。全くアホだよこりゃ!信じられない、こんなの。自分の国に入れるのが可能であれば、ああいう連中はきっとずっと自分の国だけに入れるだろう。どういう神経なんだろう。全く、全く!どれだけ頭を横に振ればいいかが分からなくて困っている。一切理解できない、そんなん!

その割りに、メーンストリームから離れていて、母国語で歌っていて、ショーの少ないパーフォーマーの勇気を一番尊敬していて、投票するならそこに入れたいと思う。ただ、電話で投票する時にお金がかかり(料金が課金される)、ああいう人には勝つチャンスが絶対無いから、応援したくても、意味ないから大体応援しないで終わっちゃう、残念なことで。

今年の本番は5月半ば頃に、スエデンで行われる。去年優勝した歌手の国でやるから、大体。その3ヶ月も前に各国の国予選がある。先週ドイツでも予選があって、12人の歌手/グループが参加した。
パフォーマンスが終わってから、先ずラジオ聴取者達は投票して、僕が優先していた歌は下から二番目になっちゃった、ショック!次に5人で出来ている審査会の判断も公表されて、僕の歌は彼らの判断だけで一位になっていた・・・!但し、最後に、テレビの視聴者達の投票も加わって、僕の好きな歌はまた下から三番目に過ぎなかったので、最終的に6位で止まっちゃった。「趣味は争えない」といフレーズもあり、民主主義者であるつもりの僕は、気に入らなくても納得はするが、代わりに一位になったグループがドイツの恥だと思うから、1%も応援できないだけでなく、本番で最下位になって欲しい。去年優勝した歌のコピーである様な曲だし、全然ドイツっぽくない。それにディスコっぽくて、歌手も超格好悪いし、歌のネタもバカで、気に入るところは一個もない。あ~、不愉快!
まあ、一年に一回だから、それでも観ちゃおうかなぁという心境だけど・・・

ユーロビジョン・ソング・コンテストの永い歴史から幾つかの例を引こう。
まだ述べていないが、後世界的なスーパースターになった「アバ」のキャリアーはここで始まった。1974年にイギリスで行われたソングコンテストでアバが「Waterloo」を歌って圧勝を成し遂げた。

1982年にはドイツはかなりおせんちゃな歌で初めて優勝した。

2010年にはドイツは28年ぶりにこの歌で優勝した。

ヨーロッパの視聴者達が一生忘れない、2006年のフィンランドからの優勝グループ。

僕はここ数年で楽しんでいた、元ソ連の一部であった「モルドバ」からの歌はこれ。

そして、去年ロシアから来ていた老婆達も面白かった。
彼女達はこれで2位になったよ~・・・!

以上




9 件のコメント:

  1. モルドバの青年は元気だね、というのが第一印象だね。日本やドイツは食品添加物で元気がなくなっている。彼らは、自分の畑でオーガニックなものを食べているんじゃないかな。

     食品添加物が多いと体の機能が弱まる。アメリカで水道水には、フッ素を入れているね。虫歯を防ぐと言っているが、本当は、フッ素で人間をおとなしくさせるのが目的だよ。

     日本も草食系男子、とか言ってね、若い男でもSEXしたくない様にするのが目的だよね。

     WHOの男性の精子の基準も昔の半分にしているんだよ。国際金融資本は、戦争じゃあまり人が死なないから、これで人口削減を企んでいるんだよ。

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  2.  WHOとかUNICEFとか、国際機関と言っても、背後は国際金融資本だからね。おかしいと思わないか。アフリカでは貧困で困っているから助けると言っているが、それなら農業指導や余った穀物でも提供すれば済む話だが、実際は逆だ。

     疫病がはやると言って、ワクチンを接種させているが、全部不妊になるものだ。

     国際金融資本としてはね、世界人口は10億程度が適正と考えている。黒人は0、アジア人は半分とかね。

     エイズ、SARS、鳥インフルエンザと次々に出てくるね。これはアメリカの作った生物兵器だよ。

     日本でも子宮頸がんワクチンなどが勧められているが、これは不妊にするための生物兵器だよ。どうしてもやりたきゃ、子宮頸がん、利権、不妊などで検索してから、やるべきだよ。

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  3. このブログとは関係ないんですが、今後Twitterはやる予定はないのでしょうか?

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  4. Ruchan
    Guten Tag. Wie geht es Ihnen.

    たまにはお気楽な投稿も読むほうとしては歓迎です。でも、ハッキリ言って、ユーロの音楽なんてどうでも良いよ。ろくなもん無いもん。
    EUの最近の音楽ってどんなものがある?
    Roruchanはどんな音楽聴いてるの?
    正直言うけど、このブログに投稿してる日本人がどれだけヨーロッパの音楽に関心があるか僕にはわからない。日本人にヨーロッパの音楽をわかる感性があるのかも僕にはわからない。
    ドイツ語を勉強したいと思っている僕には、多少は興味があるけど日本人は・・という括りでは????だよ。
    ビバルディの四季は有名だけど、ビバルディのバイオリニストとしての腕は認めざるを得ないけど、音楽的内容は・・・はぁ?だよ。
    嫌だろうけどたまには酔っ払いの言い分も聞いてくれよ。
    ヨーロッパ人と日本人は本当に理解しあえるのか?
    Wie finden Sie das?
    Roruchanが日本滞在中に接触した日本人がどういう人か知らないが、その人たちから日本人を推定していろいろな考えを得たとしたら正しいのか?考えてみる必要はあるよ。
    日本人は一様ではないよ。心して関わるべし。
    でもね、あなたは素晴らしい人だよ。どんな理由があるのかあなたの心の内はわからないけど、日本人にここまで接しようとはなかなかしないと思うよ。言い方を変えれば「変わった人」だね。我々はあなたを歓迎するよ。
    あなたのように一般人レベルでドイツ人にアピールできる日本人がいたら良いと思う。
    最後に一言。日本人はキリスト教を理解できないよ。理解できたと思い込んでるに過ぎない。
    特に現代の日本人はね。だってさ、一粒の麦もし死なずば一粒に過ぎない・・・って死生観はとっくに忘れられたよ。
    さて、あなたはあなたのブログで私たちになにを訴えようとしているのか、たまにはもう一度書いてみることが必要ではないですか?
    yamato

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  5. 追伸
    ドイツ語の音楽も素敵なのがある。
    最近知ったんだけど、ドイツ語の曲も素敵なものがあるよ。このブログを見てる諸氏には是非、You Tubeで検索してほしい。きっと、あなたの気に入る音楽があるはずだよ。
    それにしても理解が難しいんだよね。
    日本語の文法ではあり得ない。
    気に入られるものが主語になる・・・?え?ってのがドイツ語なんだよ。
    世の中面白いもんだね。
    長文で失礼。
    yamato

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  6. ドイツや外国と日本の文化の違い、日本には『アイドル文化』と言うのがあるね。少年少女がまだ、未完成の段階で、AKB48等の様に、学校の学芸会レベルの歌と踊りでテレビに出まくる。 勿論、中学生、高校生が一番CDを買うから、その市場を狙ったものともいえる。

     野球もプロ野球ではなく、まだこれから、将来を期待して、高校野球を応援するファンもいる。

     外国は完成されたものしか、受け入れないのか、とも思う。

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  7. 自分は日本人ですがヨーロッパの音楽にも興味津々です。
    ブルガリアやフィンランド民謡は毎日鼻歌で歌うくらい大好きですし、
    チェコとスウェーデンの国歌は感動なしには聴けませんし、ドイツ語の民族音楽とRAPは本当にすばらしいので着信音やアラームに設定しています。
    そんなわけで、せっかく何十カ国も出場するというのに、母国語やその国らしさをみれないなんて、個人的にはイベントが台無しだと思います。良い音楽は言語がわからなくても楽しめます。歌詞が外国語で意味がわからないのに感動させられる歌はたくさんあります。今のルールは見直されるべきでしょうこのルールは、音楽の持っている「言語を超えられる力」とでもいうべきものを侮辱しているんじゃないかと思います。

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  8. ロルちゃんはたしか「安全地帯」のファンでしたよね?You~で検索したら沢山聴けるはずです!普段、日本人歌手の歌も楽しんでますか~?

    私は時々Deutsche Popmusik 聴いてます♪ お気に入りも数人見つけました。歌は語学の勉強にけっこうイイと思います・・・

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  9. 友人の辛い状況や、仕事のキツーイ状況やアルコールの影響もあってくだらないことをグチャグチャと書いてしまった。
    深く反省してます。
    Roruchan 、みなさん ごめんなさい。

    それから、一粒の麦を実践している方々はいます。この日本に。
    その方々にも深謝します。私もそのように生きたいと思う。

    yamato

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